やぁ
あ、またあんたか
そうです晴丸です
なんの用?
その後、物語は書けましたか?
え……いや、書こうと思って、いろいろ考えて——
書いてないんですね?
だから、今考えて——
書いてないんですね?
……はい
まったくもう素直にそう言えば良いのに
クソむかつくクマだ
前回のアドバイスで物語の作り方はわかりましたよね?
そうだけど……
そうだけど?
あんなのじゃ偏ったものしか作れないじゃん
デスヨネー
なんだろう、すごいイラッとする
なので今日は別の作り方を考えたいと思います
また『考える』なんだ?
そうだよ、だって知らないもん
なんで偉そうなんだろう
さて、では今回の物語の簡単な作り方、それは……
それは……?
えへへ、じっと見つめられると照れるなぁ
…………
冗談です。冗談
こいつホント死ねばいいのに
本題に戻ります。簡単な物語の作り方、それは——
好きな物を語れ
好きな物?
むかしのひとはいいました
何が嫌いかより何を好きかで自分を語れよ!!
昔じゃないよね
だーかーらー、とにかく自分の好きな物について語れば、お話なんて出来るんだって
例えば?
例えば。まずApricotちゃん、君ですが
わたし?
そう。あなたは何歳ですか?
15歳だけど……
中学生?
いや、高校一年
すばらしい!
えっ
晴丸は、この世界で女の子が一番光り輝くのは、15歳女子高校一年生だと思うのです!!
……
高校一年生というと普通は16歳です。だから、誕生日を迎えるまでのわずかな時間。その限られた時間だからこそ輝く、過渡期の少女
まだまだ少女、けれど時折女の表情がふとした瞬間に現れる……それが15歳JK!
……きもい
だから君を選んだんです!
えー
まぁみんなは自分が何フェチかでも話してれば良いよ
適当だな
晴丸はこうやってJKと戯れてるときにだけ生きてるって感じるんだ
ホントにヤバいクマだった
みんなもこの話を参考にしないで、面白い物語を作ってね!
自力で頑張ろう