苦い思い出があるドトールの二階で、女たちのアフタートークが始まります。

まずは、博美さんが大爆笑の中、私の一連の魔法使い体験談をゆかちゃんにご紹介。



一番驚いのたのは、ゆかちゃんがそんなに驚いていないことでした。

(ゆかちゃん)「ツバかけエンドは初めて聞きましたけど、婚活してると、意外とそういうスタンスの男性多いですよ。特に、アラフォー以上!」



あの唯一無二と思われた魔法使いのような男が、ゴロゴロいる…!?



(ゆかちゃん)「私、結婚相談所とアプリもやってるんですけど、カウンセラーさん曰く、アラフォー世代以上の初婚男性って、そもそも子供が欲しくて婚活始める人が殆どらしくて。女性経験豊富な方もほぼいないから、自分が男というだけで、自分が結婚する気にさえなったら若くてきれいな女性が自分の子供産んでくれるって無意識に思ってるんですよ。しかも、自分はもうそんなに若くないから、将来の子供のために女性に働いてほしいって言うんです。」

※あくまで個人間のお話です。アラフォー世代以上の初婚男性全体を批判する気はございません。

(博美さん)「うちらの親世代くらいまでは実際そういう社会だったしね。でもそれって女性は働かない、男性は家族が困らない程度稼いでくる前提の話でしょ?今は時代が変わってるってのに。」



なるほど・・・確かに、今のアラフォー世代なんかは、自分たちの親は勿論、下手すれば同年代の友達なんかも、亭主関白、男尊女卑が当たり前の世界だったと。



(私)「そもそも、昔の男性が家でふんぞり返ってえばっていられたのは、家族を支える経済的な大黒柱を一人で担っていたからだよね。本人がめちゃくちゃ稼いでて、専業主婦希望の女性に対してだったらそういうスタンスでもうまくいくのかもしれないけど、共働き希望のくせに家では昔の男性と同じ態度を受け入れてくれってことでしょ?それってそれ相応の対価を提供できないくせに、メリットだけを求めてる都合の良いいいとこ取りだよね。」



(ゆかちゃん・博美さん)「それな!!!!!!」



もうこうなってしまうと、女は止まりません。

(ゆかちゃん)「実はこんなおじさんにアタックされて~」「あ!そういえば66歳のジジイからも申し込みがきましたよ!」

ゆかちゃんが婚活で出会ったとんでも男性のプロフィールを公開し、それについて3人でぼろくそ悪口。

ゆかちゃんとはこの日から現在に至るまで、親交がありますので、ゆかちゃんのびっくりエピソードもゆくゆく紹介できたらいいなーと思います。



小一時間、私と博美さんにとっては会ったこともない男性の悪口を存分に楽しんだ後に、博美さんが切り出しました。

(博美さん)「そういえば、ゆかちゃんは何で婚活してるの?さっきも看護師から連絡先受け取ってたよね?」

(ゆかちゃん)「あぁ、あれは粘られても時間がもったいないから受け取っただけです。連絡はしませんよ。」

看護師さん、おつ。なんとなくそうだろうなとは思っていたよ。

(ゆかちゃん)「さぼさんにはパーティー中にも話しましたけど、私、若さを武器にできるうちにどうしてもハイスぺ男性と結婚したいんです。」



(博美さん)「ゆかちゃんにとっての、ハイスペックって何?」



皆さん、気になりませんか?24歳のゆかちゃんのハイスペックの定義。

今回は女の汚い生態をご紹介することとなりましたが、次回、24歳ゆかちゃんの理想の男性像にフォーカスします!

婚活パーティー⑦女たちのアフタートーク

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