前回に引き続き、人生初の婚活パーティーのレポートをお届けします。

(プログラム)

1、自己紹介タイム(5分ずつ全員)

2、フリータイム(5分×3→それぞれ話したい人をハントしてお話する形式)←ここ

3、最終アピールタイム(5分ずつ全員)

4、カップル発表



さて、フリータイムです。

このフリータイムでは、男女双方が気になった方に話しかけて、お話するチャンスが3回あるとのこと。

ある程度予想ができた光景ではあるあったのですが、運営の方がGOサインを出した瞬間、

前回看護師がロックオンしていた24歳の女の子に大殺到。



他の正真正銘アラサー世代の女性陣には目もくれず、ほぼ全員がその子の前で行列を作りました。

取り残されたアラサーの女性陣は茫然。

結局、運営の方がなんとかあちこち取り計らってくださり、24歳から落選した男性が不服そうに別に女性を誘っていきます。



一方、私と博美さんの元には、あちらもお友達同士で来たと思われる同世代の男性お二人が来てくれました。

ほぼ4人で話をしていたのですが、交互にお話をしつつ、フリータイム2回分を過ごしました。



さて、事件が起きたのは、3回目のフリータイムでした。博美さんが別の男性と話してくると席を離れ、私もせっかくだから別の方と…席を立とうとした瞬間・・・

「すみません、一緒にお話できませんか?」

顔を上げると、そこには数多の男性のお誘いを受けている24歳の女の子が。

「運営の方から許可はとってます。9番さん(私の番号)さえよければ、この時間でお話できませんか?」

頭の中がパニックな私。え、この子、私と話したいの?バイなの?何?実は男?それとも私がおかまっぽい顔だから、実は男と疑っていて、少しタイプだったとか…?

迷った末に、答えました。

「はい、私でよければ。」

会場中の男からの嫉妬のまなざしを一身に受け、24歳の一番人気の女の子と席に座る私。

同じ女性陣ですら、状況が呑み込めずにこちらをちらちら観察しています。



「時間がないので、単刀直入に言います。今度、合コンしませんか?」

「合コンですか?ええと、それは、男性側の幹事は…?」

「あ、ごめんなさい。さっき、8番(博美さん)さんがお話されていたのが聞こえてしまって…9番さん、〇〇社で××士さんされていらっしゃるって…」

あーーーーなるほどね!!!!!

私は企業所属のため、プロフィール上「会社員」ではありますが、一般的には「先生」と呼ばれる資格職なので、そのつてで同業若しくは大学時代の友人とかでいい男がいるのではないかと考えたと。

私が言うのもなんですが、この子、賢いな、と思いました。

さらに24歳の女の子は続けます。

「私、若いうちにどうしてもハイスぺ男性と結婚したいんです。だからいつも自分の年齢より少し上のパーティーに参加しているんですけど、今日は気になる人とはもう連絡先は交換したし、カップリングはしなくていいかなって。」



たかだか数分の会話でしたが、私はこの子のことを気に入りました。

24歳という若さ、自分の美貌が武器になることも充分わかっている。

その上で、本気でハイスぺ男性と結婚したくて、戦略的に、常に自分の損得を考えて動いている。

単純に、この子ともっと話をしてみたいと思いました。



「このあと8番の先輩とお茶しに行くんだけど、一緒に来る?」

「はい!是非!」

会場中の男性が気になって仕方ない24歳の女の子のアフター、予約完了です。

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