実は私、コロナ前ではありますが、仕事の都合で一時的に東京に住んでいたことがあります。

今回は、その際に参加した婚活パーティーの体験談を共有します。

職場の先輩が私の分も一緒に申し込んでくれたので、開催会社はちょっとうろ覚えなのですが、おそらく…だったかな?と思います。



年代は男女ともにアラサー世代で、下記の流れで進められました。

1、自己紹介タイム(5分ずつ全員)

2、フリータイム(5分×3→それぞれ話したい人をハントしてお話する形式)

3、最終アピールタイム(5分ずつ全員)

4、カップル発表

確か、男女ともに10名ずつだったと思います。私にとっては、これが人生初の婚活パーティーとなります。

先輩は、永作博美さん似のかわいらしい感じの方でしたので、博美さんとします。

パーティー開始の15分前に博美さんと銀座駅で待ち合わせ、会場へ。
会場に行く間、博美さんからパーティーについての手ほどきを受けました。

(博美さん)「さぼは、今日がパーティー初めてだよね」

(私)「はい!久しぶりに髪を自分で巻きましたよ(笑)」

(博美さん)「ちょっと雰囲気が異様だし、色々びっくりすることも多いと思うけど、細かいことは考えずにお互い楽しもう。万が一気に入った男がいたら遠慮しなくていいから。」

(私)「はい!」

とはいえ、私はずっと東京に住むつもりはなかったので、どちらかというと、これからの婚活の練習と自分の市場価値の確認、あとは博美さんに連れとしてだっさい女を連れてきて・・・という恥をかかせないためにしっかり準備をしたという感じでした。

開始約5分前、受付を済ませて席に着くと、案内された席の隣には清掃員と思われるおじさん。ウェットティッシュでちゃっちゃかちゃっちゃか机を拭いています。

軽く会釈をしてから、プロフィールカードなるものを記載していましたが、いつまでたってもおじさんが別の席の机を拭こうとしません。

入口を確認するふりをして、おじさんの顔をちらりと拝見。どう若く見積もっても40代半ば…服装的にも、この方が参加者なわけないよなぁ…

そんなことを考えているうちに、定刻19時となりました。
司会と思われる若い男性が、案内を始めます。

「皆様!今日はお忙しいところ足をお運びいただきありがとうございます!早速ですが、プロフィールカードはご記入いただきましたかー?まだいらっしゃっていない方もいますが、時間になりましたので、ご説明を始めますねー!皆様、案内したお席にご着席の上、番号札を見えやすい位置につけてくださーい!」

ここで、一つ目の衝撃。

清掃員と思われていたおっさん、私の隣に着席の上、番号札をつけられました。



え?これってアラサー同世代をコンセプトにしてるパーティーだったよね?あなた、30代前半どころか30代でもないよね?沢山パーティーがあるから、アラサーとアラフォーを読み間違えちゃった?いや、仮に申し込むパーティーを間違っていたとしても、婚活パーティーであることは自覚してここにきてるんだよね?なんでそんな清掃員みたいな恰好で来たの?それ、流行ってるの?



頭の中ではてなが止まらない私。

そんな私の疑問で埋め尽くされた脳内を置き去りに、パーティーはプログラム1、自己紹介タイムに移ります。

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