こんにちは、継母ピロコです。

バツイチ子持ちのダンナと結婚して、突然2人の連れ子の母親になりました。
わが家の連れ子たちは、私が一緒に暮らし始めた時にはもう
思春期やら反抗期やらに突入せんばかりの、スンゲェ難しい年頃でした
先人がいうには「実の子だって思春期や反抗期は親がどうしたらわからず戸惑う」っていうのに。

ましてやうちの連れ子たち、
実のママ(=元嫁)が離婚して家を出て行ったのはしっかり「物心」ついてからだったので、
そりゃぁ継母ピロコが現れた時には、随分イヤな顔されましたよ
とはいえ。

紆余曲折ありながらも私とダンナは結婚して一緒に暮らすところまで漕ぎ着けたわけですが、
血の繋がらない連れ子たちとの生活の中で、私がつい
この子たちがいなければなぁ
普通の初婚同士の家庭ならなぁと思ってしまう瞬間は、
外食に行ったときなんです。

こんなことを書くと、
「連れ子まで養う覚悟を決めて結婚したんだろ?」
「継母だろうが何だろうが親は親だろ?」
といったご指摘を受けることも十分に考えられるのですが、
そういうのはもう百も承知のことなのでちょっと横に置かせてもらって、お話を進めて行きますね。

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そもそも私とダンナが最初に出会った時にはすでに、
ダンナはシングルファザーとして2人の子どもたちを1人で育てていました。
だから、つきあいたてのわりと初々しいデートも
当然子どもたちと一緒でした。
だって、唯一の親であるパパが幼い子ども2人をほったらかしにして家を開けるわけには行かないでしょ?

だから、
何をするにも子どもたちの都合が最優先。
どこに行くにも子どもたちが行きたいところがメイン。
食事をするにも、わがまま放題な子どもたちがお店とメニューをチョイス。
いやね、それは別にかまわないんですよ。
私だって子どもたちと仲良くなりたかったから、デートにいつもいつも子どもが一緒に来ること、普通に受け入れてたんです。

問題はね、
連れ子が2人もいると、1回の外食でかかるお金がハンパねぇってこと。
夫婦だけなら、
もしくは自分たちの赤ちゃんと3人だけなら、
もっと気軽に外食もできただろうに、と思ってしまう。

この子たちがいなければ、そして「外食」だからって意地汚く無理してまでフードファイター並みに食べようとするこの子たちのおかしな闘争本能さえなければ、
1回の外食で万札が飛ぶなんてことなかっただろうに、と思ってしまう。
『連れ子がいなければいいのに』って存在を否定しているわけじゃないの。

ただ、外食先でバカみたいに張り切って、
親が金を出すからといって見境なくあれもこれもとオーダーし、
ドリンクくらいは普通に水でも良さそうなところを
コーラ
ファンタ
ジンジャーエール
カルピス
メロンソーダ
烏龍茶
とまるでドリンクバーみたいに次々注文する。

普通のレストランならソフトドリンクだって1杯400円はとるぜ?
一体いくら持って行けばいいんだよ
こちとら毎秒ごとに金額が加算されていく伝票にハラハラ…

でもダンナにとっては目に入れても痛くない愛娘たち。
彼女たちが
「まるで普段ろくに食事を与えられてないみたいな食べ方」
をしてても、
ダンナはまるで生まれたての子猫でもみるような目で見守っていて、その姿をむしろ
頼もしい
とすら思っているらしいから始末に負えない。

私は根っからの外食好きなので、
できることならもっといろんなところでいろんな美味しいものを食べたいと思うのですが
連れ子たちがいる限り、
外食に行くだけむしろストレスになってしまう
…というのが継母の本音なのです。

連れ子がいなければ…と思ってしまう継母の本音

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