こんにちは、継母ピロコです。

バツイチ子連れのダンナさまと結婚して、突然思春期の連れ子ちゃん2人の母になった私。
彼らにはダンナさまが元嫁さんと離婚してからというものずっと「母親のいない生活」が当たり前のように続いていたわけで、
そこに突然やってきた
どこの馬の骨とも知れない女(=継母ピロコ)
なんて、厄介でしかないのはわかっていましたよ。
朝ごはん一つとっても、最初はお互いにいろんなことが噛み合わなくて、苦労とストレスの連続でした。

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連れ子ちゃんAは「朝ごはんはしっかり食べたい派」。
連れ子ちゃんBは「朝はあまり食べない派」。
ダンナさまは「朝食はあれば食べるけど、なければなくてOK」と流動的。
作らないわけにもいかないけど、作りすぎるとド余りするので
結局継母ピロコが1人で残りをやっつけてブクブク太る一方の日々だったの。

それでもいつも通り早起きして、朝ごはんにサンドイッチを用意していたとある朝のことでした。
連れ子ちゃんAは用意してあったサンドイッチを数切れ食べて学校へ。
そのあとで起きてきた連れ子ちゃんB。
テーブルに用意してあったサンドイッチを見るや、
立ったままじーっとサンドイッチを眺めて、
まるで汚いものでも見たかのような表情を浮かべ、
「はぁ…」と深いため息をついて、
踵を返してリビングを出て、
そのまま「行ってきます」もなく学校に行ったのです。
無言で。
無言で!!!

きっと連れ子ちゃんBにも、思うところはあったのでしょう。

たしかにサンドイッチが楽だから、朝ごはんに作る頻度は高かったし、
そもそも連れ子ちゃんBは朝ごはん食べたくない派だし…
いや待て、実の子だったら反抗期にそんな態度取るの、むしろ普通のことだよね?
これは連れ子ちゃんが継母ピロコに素直な反抗心を表してくれているから、喜ばしいこと?
などなど、、いろんなことが頭の中をぐるぐると駆け巡りました。

が。

やっぱりそんなの酷くない?
私だって作りたくて作ってるわけじゃねーんだ!!!
作らなくていいならその分の時間寝てるっちゅーの。

でもその時の継母ピロコには、それを軽くスルーするだけのHPが残っていませんでした。
慣れないステップファミリー生活の中で、言いたいこともなかなか言えず、思うようにことは進まず、とにかくいつも、毎分毎秒イライラしていました。

そんな時の連れ子ちゃんBのそんな態度に、、、
継母ピロコの中の我慢の糸がプツッと切れてしまいました。

私は大きな声で
\\ふざけんじゃねぇ!!//
と叫びながら
ド余りしたサンドイッチを、皿ごと力一杯床に叩きつけて、
ワンワン泣きました。

もうサンドイッチを食べなかったのが悲しいのか
私が作ったものを汚いもの見るような目で見られたのが悲しいのか
連れ子ちゃんBに私のすべてを拒絶されたような気分で悲しいのか
ワケもわからずただただ泣きました。

連れ子の態度にサンドイッチを床に叩きつけてた朝

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