私にとって辛い一番の原因は毒母。
このことを語るとネタは尽きないくらいある。

でも、側にいながら何もしてくれなかった父も立派な毒父。
父を馬鹿にして、下僕のように扱う母。
父は何も言い返さない。
ただ、家にはほとんど寄り付かなかった。
私の学校行事に来てくれたことはない。
夕飯を一緒に食べた記憶もほとんどない。

母は父は家族を無視する冷たい人だといつも言っていた。
たまに家にいると
「掃除するから邪魔、邪魔」「ほらどいてよ」「私にばかり大変な思いをさせて」
と罵倒していた。
忘れたけど、なんか変なあだ名をつけて馬鹿にしていた。
私も父は冷たい人で、母はかわいそうな人だと思っていた。

たぶん私が中学生くらいのとき、毒母と何かで衝突したら、毒母がキレた。
途端に、毒父は私を殴った。顔が腫れるくらい。
今でも許せない。
要は、毒父は毒母の下僕人生なのだけど。
毒母なしでは生きていけないから、娘にも平気で手を挙げる。
でも、毒母を大切には決していない。
命令に従うだけで、ほぼ毒母のことは気にかけている様子もない。

仲が悪いくせに離婚しない理由がよく分かった。
共依存ってやつね。

夫いわく、毒母は「人間ではない」そうで。
そこまでの生き物とずっといられる毒父も同類のはず。

私は、「人間以外の生き物」から生まれた「人間」なのだろうか。
それとも、「人間以外の生き物」から「人間になろうとして」苦しいのだろうか。

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