昨年の長引く休校で

不安が募り

ギリギリの状態だった娘は





休校が明け

学校へ行くにつれて

落ち着いていきました。









娘の高校は

自由な校風の進学校です。





自主・自立を掲げているだけあって

勉強に関することは生徒任せ。







大学受験を見据えて



1年生の時から

受験に関係ない科目は

赤点を取らなければ良い。

…という考えが普通(?)らしく



『みんなテスト前でも余裕なんだけど…』



…と娘はびっくりしていました。







1年生のクラスで

初めから帰宅部だったのは

娘1人でした。





学校まで片道1時間半近くかかるので

その往復だけでも

他の子達と勉強時間に差がつくことを

気にしていましたが





部活動は

(部によりますが…)

テスト週間も関係なく活動があり

直前の土日にも大会があったりと



『みんないつ勉強してるんだろう…』



…というくらい



周りの子達は忙しかったようです。









そんな中で

定期考査が始まりました。





噂通り

順位がつかないテストでした。







それぞれのクラスの

科目担当の先生が作るテストなので

成績には反映されますが

全体の順位は出ないそうです。





赤点か否か。







娘は

『気持ち楽にはなった。』と

言っていましたが





だからといって

手を抜けるようにはなりません。







点数が出る。



評定に影響がある。





この2つは

娘が勉強をしなければいけない

十分な理由になっていました。









頑張らなくても良いんだよ。と

声を掛けたのですが





『勉強を頑張らないのは…

 ムリだな…』と。







娘は

周りの子達の余裕を

“勉強しなくても出来る子達”と映ったようで

そのことも不安を大きくしたようです。



(実際に出来る子ばかりです!!)









結果は…









総合すると



『まぁまぁ良かった。』みたいです。







良かったね〜と

ホッとしていたら

想定外のことが起こりました。







何と



担任の先生が



クラスの順位を出すという…







『要らないし…』と娘。











その順位表には



平均点&教科順位&偏差値など

たくさんの情報をまとめてあり



クラスでの自分の位置を

把握することが出来ました。







余計なお世話を…と

言いたいところでしたが







娘自身は

テストに手応えがあったようで



冷静に成績表を見ることができたようです。







そして

クラスでの自分の順位を確認。







思っていたより良かった順位でした。







高校生になり

不安でいっぱいだった娘は

それを機に

落ち着きを取り戻したように感じました。





レベルの高い高校での

クラス上位の順位だったことは

娘に自信を与えたようです。











結果論ですが…





娘にとって

順位が出ないことが

良いことだと思っていましたが



自分の頑張りを

認められる結果が出ることも

娘には必要だったんだな…と







担任の先生の“余計なお世話”に

感謝しました。笑











そして今現在も

1年前と変わらずの勉強量をこなしています。







ただ



以前のような

いっぱいいっぱいの状態ではなく

自分のペースを見つけたようで

落ち着いて机に向かっています。







娘にとって



ほぼ予定が無かった今年のGWは



ひたすら勉強で終わりました…

✾ やめられなかった勉強 ② ✾

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