2019年もクリスマスを迎え

1年が終わろうとしていました。



1年前の

2018年のクリスマスは

娘は入院中でした。



拒食症で10月から入院。

2ヶ月経って

30kg台から32kg台まで増えた所でした。





院内学級が冬休みに入ったのと同時に

一時帰宅ということで

クリスマスや年末年始を

ほぼ自宅で過ごすことになりました。







我が家では上の弟が

サンタクロースの正体を

知ってしまった次の年から

自分以外の家族のプレゼントを

それぞれが選んで買うということになり

(もちろん予算はあります。)





クリスマスツリーの下に

たくさんのラッピングされた

プレゼントが並びます。



プレゼント代は家のお財布から出ますが

誰が何を選んでくれたのか??

それが楽しみなクリスマスです。







2018年は

大変な時期でしたが

家にいる時は

なるべく普段通りを心掛けていたので

いつもと同じクリスマスをしました。



食事の時だけはピリピリしていましたが…



それでも

それぞれが時間をかけて

選んだプレゼントを開ける瞬間は

いつもと変わらず楽しい時間でした。







そして

1年後のクリスマス。



体重は10kg以上増えて43kg台。



相変わらず

摂取カロリーにはうるさいですが



そこには1年前には見られなかった

自然な笑顔がありました。





クリスマスツリーの下には

この年もたくさんのプレゼント。





娘だけではなく



私も



夫も



弟達も



とてもリラックスした時間を

過ごせたクリスマスでした。







娘のクリスマスは

それだけでは終らず

1年前に続き

好きなアイドルのライブへ

3日連続で行くという…





私には理解不能でしたが

娘にとっては

夢のような時間だったようです。





1年前のライブは

無事に帰って来れるのか

心配で仕方なかったのですが

この時は

目一杯楽しんでおいでー!!と

送り出しました。





びっくりしたのは



あんなに

勉強していないと不安だからと

寝る時とお風呂以外は教科書を開いて

勉強していた娘が



受験が近付いている12月の末に

塾の受験対策授業を休んで

ライブに行ったことです。





娘の中で



勉強<好きなアイドルのライブ



こんな図式が成り立っていたことが

びっくりでした。





ですが同時に

ホッとしたことを覚えています。





中学生っぽい娘を見られたことが

嬉しかったです。







この時期には

好きなアイドル繋がりで

クラスの中で

仲の良いお友達も出来たようで

学校へ行くことを

楽しめるようにもなっていました。





小学校から始まっていたであろう拒食症で

仲の良かったお友達とは

離ればなれの中学校になり



『楽しいことなんか何もない…』



と中学1年生を過ごし

同時に少しずつ体重も減っていき



2年生になる頃には

拒食症はかなり進行していました。





中学校生活のほとんどを

体重を減らすことばかり考えて

過ごしていたことを思うと



友達と会うことを楽しみにして

学校に行けるようになったことは

ホントに良かった!!





卒業まであと3ヶ月しかなかったのですが



いっぱいいっぱい



楽しんで欲しいなと思っていました。

✾ クリスマスの奇蹟 ✾

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