期末テスト前に

授業参観がありました。



久々に見た

娘の授業中の様子でした。







この日の授業では

娘は

やたらに挙手をしていました。





あまり目立つことを好まない娘が

何回も腕をピシッと伸ばしていました。







何故か??





答えは…



良い評価を貰うため。です。







娘の中学校の成績表は

5段階評価です。



全9教科オール5で

45が満点の内申点になります。

(どこの中学校でも同じかと思いますが…)





高校受験にはこの内申点が重要です。





娘の地域は

私立高校は中学3年生の2学期

公立高校は中学3年生の3学期の内申点が

受験に反映されます。





1学期と2学期に手を抜くと

3学期でどれだけ頑張っても

『5』は取れないと言われています。







娘の場合は

高校受験のためと言うより

数字にこだわってしまうという

拒食症あるあるのために

『5』を目指していたのです。



と言うより



『5』を取らなければいけないという

執着心に囚われていました。





娘は

拒食症の気が出てきた

中学1年生の2学期頃から

体重が減るにつれて

テストの順位が上がって行きました。





自然と通知表の評定も上がります。





2年生の時には

体育以外はほぼ『5』を取ることが

出来るようになりました。





3年生になると

ママ友などから



『どうしたら5を取れるようになる??』



と聞かれることが多くなりましたが





娘が言うには



テストでの高得点と

提出物をきちんと出すのは当たり前。



大事なのは

提出物はプラス評価を貰えるようにする。



そのために

娘の予習&復習のノートには

求められている量の3倍くらいの

書き込みがしてありました。







そして



授業で無駄に手を挙げる!!





要するに

積極的な授業参加ということですね。





テストの点数が良くて

提出物も完璧なのに

評価が上がらない…という時は



『挙手』に限るそうです。





間違っていようが

当ててもらうことが大事。

授業に参加しているアピールが大事。



だそうです。





挙手って…



なかなか思春期の頃に

積極的に出来ませんよね?!





だからこそ『挙手!!』なんだそうです。







娘のクラスには

同じような成績のクラスメイトがいて

その子も挙手しまくっていたので

浮いていたという事が無かったのは

良かったです。





3年生になると

進学塾などで

内申点対策で『挙手』を勧められます。



高校受験で上位校を狙っている子達は

手を上げてくるので

恥ずかしがっていては

『5』は取れなくなるそうです。





当時は

娘本人は

上位校に興味があったわけではなく

ただただ

今の成績を落としたくない!!の

一点でしたけれど…







拒食症だった。

という方々からのコメントに



自尊心を保つために

とにかく成績を落としたくない。と

必死で1位をキープしていた方や



娘と同じように

ひたすら勉強をしている。という方もいます。





側で見ていた母としては

こんなに苦しまなくても良いのに…と

思っていましたが

本人はそれ以上に苦しかったんだろうな…。







拒食症は



ホントにやっかいです。

✾ 内申点の取り方 ✾

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