旅行から帰ってきた日の週末の体重測定。



予想通り体重は減っていました。







前回の診察時が41.7kg。



次の週が42.2kg。



旅行に行く前が42.7kg。



帰ってきた週が42.2kg。





減ってはいましたが

42kg台を維持出来ていたので

あまり気にしないようにしました。





けれど



体重は結構戻っているのに

食事に関することに

恐怖やこだわりが

無くならないのが不思議です。



拒食症の怖い所ですね…





主治医の先生には



『体重を増やすことはもちろんだけど

 生理が来るまでは安心してはダメ。』と



言われていたのを思い出しました。



生理も

1回ではなく

数回定期的に来るまでは

安心出来ないとのことでした。





私と娘の中では

1日2000Kcal摂取のゴールが

生理が来ることでした。





そのために娘も頑張って食べていました。





1食600Kcalは

娘にとっては大量で

食べ終わるのに

1時間半かかることもあります。



テスト前になると

食事に時間を取られることで

イライラが爆発することが

多くなりました。





1口を大きくして

食べるスピードを早くすれば…と

思うのですが





『そんなことが出来てたらやってるよ!!

 口に入らないの!!』





怖いんだそうです。



拒食症になる前より

体重は増えているのに…です。





まだまだ先は長いんだな…と

思い知らされました。







イライラしながらも

テスト勉強に励む娘ですが

期末テストの数日前に

授業参観がありました。





夫と下の弟と一緒に観に行きました。





1年前のこの頃は

体重が徐々に減っていた時期でした。





夏服だったので

半袖の制服から細い腕が目立っていて

夫とやっぱりおかしいよね…と

話したことを覚えています。





それから

拒食症と診断され

約4ヶ月の入院を経て

中学校に戻って来ました。





1年ですが…

たった1年じゃん。と言われそうですが…



私には

とてつもなく長かったように思います。





入院した時には

もう中学校には戻れないんだろうな…と

思ったこともありました。



 

それを思えば

学校で授業を受けていることは

私にとっては奇跡でした。

pagetop