2018年



娘が中学2年生の10月に

神経性やせ症と診断されました。



4ヶ月の入院を経て中学校に復帰。



中学3年生になり

拒食症と闘いながら

高校受験というハードルをどのように

超えて行ったのかを

思い出しながら…

書いていきます。





高校受験…



娘が入院中に

私が当時の担任の先生に聞いたのは





『娘は高校に行けますか?』 です。





良くなるか分からない。



良くなったとしても

また繰り返すかもしれない。



最悪の状態で受験ということもありえる。





高校は行けないのかも…など

色々と心配はありました。







先生からは



『選ばなければ

 どこかには行けますよ。』と。





先生は良くなる前提で話されました。





娘が

入院中も勉強をしっかりやっていることを

評価しての言葉でした。



 

不安はありましたが



とにかく今は

今出来ることをしっかりやるしかない。



先ずは

娘を拒食症から回復させることです。













新しい学年になり

新しいクラスでの1ヶ月が過ぎました。



学校生活は学校側の配慮もあり

何とか問題なく過ごせていました。





給食以外は

他の子達と同じように生活出来ていました。




この頃は
身長が161cmで
体重は40kg台まで戻りました。


30kg台だった頃を思うと
見違えるくらい元気になっています。


入院中からずっと処方されていた
リスパダールも
前回の診察では出ませんでした。


いきなり服用を止めて大丈夫なのかな?!と
心配でしたが
娘の場合は
そんなに変わりはなかったように思います。



とはいえ…
他の子達と比べると細い…


入院前と比べると
制服に着られている感が
少しはマシになったかな?と思います。


中学3年生のメインイベントである
修学旅行は色々相談した結果不参加に。



2年生の時は
ほとんど何も思い出が無いんじゃないかな…


2泊3日の自然学習体験も不参加…

3日間の職業体験も入院で不参加…

体育祭も文化祭も不参加…


修学旅行は不参加ですが…
拒食症も治しつつ
3年生では1つでも多く
思い出を作ってほしいな。と
母は思っていました。




拒食症から抜け出すには
『体重を増やすこと』と
主治医の先生には言われています。


娘の場合は
母である私に甘えることが
体重を増やすために
必要なステップだったようで


ゆっくりだけれど
順調に増やせているのを見ると
私は私なりに寄り添えているのかな…と
思いました。


娘も私も
とりあえず『生理が来るまで』を
目標に頑張っていました。

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