拒食症の娘は30kg台になり

中学2年生の10月から

4ヶ月入院しました。



入院してから退院までの間に

増えた体重は約4kg。



1ヶ月に1kgのペースでした。





体重増加のペースが遅いということで

退院目安体重に届かないままの

退院でした。







退院時の体重は34.7kg。



退院してからは

1ヶ月で+2kgずつ増え

3月の終わりには38.7kgになりました。







毎回の体重測定で見せる豹変も

中学校へ復帰した頃から

落ち着き出します。





泣き叫びながら『嫌だ…怖い…』と

言っていたのが

自分自身に『大丈夫…大丈夫…』と

言えるようになっていました。





この頃の食事は1日で2000Kcal。





私や誰かと一緒に

食べることになっていますが

目を離すと

食べ物を隠して捨てたりしていました。





退院してすぐの頃は

いかにして食べ物を隠そうか

食べずに済む方法はないかと

考えながら食べていたと思いますが





この頃は

下の弟の世話で私が席を離れたり

気を抜いて見ていなかったりすると

『ちゃんと見てて!』と

言うようになりました。





『見ててくれないと

 ちゃんと食べれないから。』





娘は拒食症と向き合っているんだ。



絶対に良くなる。と

確信したのはこの時でした。







娘は体重が増えると

『すごく嫌な気持ちになる。』と

言いますが



同時に

負けたくないと思っているようでした。





実際食事中に

『あー!!!!Xが来る!!!!ママ助けてー!!!!』と

言う時がありました。





病原菌Xの

それを食べたら太るよーというような

マイナスな考えが浮かんでくると

私に助けを求めるようになりました。





その時は一緒に

『X!!どっかに行けー!!』と言い

娘の興味のある話を

するようにしました。



食べることから気を逸す作戦です。







娘が私に頼ってくれたこと。





回復し始めた状況で

これが1番大事だったように思います。

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