中学校へ戻る予定の前に

今までで1番の豹変を起こした娘。





夫も私も

このまま中学校へ戻れば

さらにストレスを感じることになり

余計に悪い状態になるのではないか…と

心配でした。





主治医の先生には

ストレスは大敵なので

なるべく食事以外のストレスを

避けるようにと言われていたので

無理なのではないかと

思ったのです。





それとなく娘に

無理はしなくて良いんだよ。と

声を掛けました。





しかし

娘は

『行くと決めたから行く。』と言います。



そうでした。



やると決めたことはやらないと

パニックにになってしまうからです。







まぁ無理だったら

また休めば良いか。と

私も腹をくくりました。











再登校当日になりました。



3月中の登下校は

送り迎えをすることになっていたので

車で学校へ。



私はドキドキでした。





娘はというと

『緊張してる。』と言いながらも

学校へ着くとすぐに車から降り

半年前まで使っていた

下駄箱へ向かいました。

 





担任の先生と

復帰する時にどうするかを

色々相談したのですが



娘は

『普通で良い。』と言うので

特別な対応は何もしませんでした。





娘は

半年ぶりだというのに

昨日も来ていたかのように

教室に入ったそうです。





さすがにクラスメイトには

びっくりされて

質問攻めに合ったようですが…





初日は2時間。

何とか無事に終わりました。









それからは

修了式まで毎日

出席することが出来ました。





お昼ごはんの時間との兼ね合いで

2時間か3時間目までの出席でしたが

頑張ったと思います。





娘が1番キツかったのは

授業ではなく

クラスメイトと喋ることだったようです。





『今私はどう思われてるのだろう…』



『太ったと思われてるんじゃないか…』





人の目が気になって仕方がないようでした。







それでも

『放課は5分や10分のことだから。 

 我慢出来るよ。

 だけど

 学校を1日でも休んだら 

 もう行けなくなる。』と。





前みたいに中学校へ通うことが

娘にとっては

自分を取り戻すために

必要なことだったのでしょう。





辛かったとは思いますが

耐えていました。

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