2月の初めに診察がありました。



日曜日だったので

夫も弟2人も一緒でした。





先生は先ず

家での様子を聞いてくださいました。



頑張って食べている事。

まだ1時間以上かけて食べる事。

目を離すと食べ物を隠してしまう事。

食べている時は

誰かが一緒にいるようにしている事。



ありのままを伝えました。





そして先生は

体重の推移表を見ながら…



『退院しようか。

 うん。退院しよう。』



と言われました。







娘も私も夫も



『えッ?!』となりました。





先生は



『病院でご飯を食べている時は

 体重が増えたり減ったりだけど

 家でのご飯が多くなってからは

 体重がちゃんと増えているからね。』と。





私が

退院目安の体重に

まだ届いてないけれど

それは大丈夫なのか??と

聞くと…



『大丈夫。

 お家の方がちゃんと見てあげられている

 状況なので。

 身体も安定しているし

 僕は心配してないよ。』



『病院だと誰かが付きっきりというのは

 難しいから。

 娘さんには自宅での療養が

 良いと思います。』



と言われました。





そして



『どうする?!

 今日退院でも良いけど?!』





急すぎる展開に

びっくりでしたが

また明日来るのも何だし…



なので



退院するする事にしました。







退院なんて思いもしなかったので

いつものように

着換えやおやつを持って行ったのですが

それはそのまま持ち帰り

病室の荷物をまとめて

手分けして車まで運びました。





同部屋の人達に挨拶もままならずで

バタバタと病院を後にしました。







次の診察は2週間後になり

精算はその時にする事になりました。





当たり前ですが

院内学級は終了で

また転入という形で

中学校に戻る事になりました。





その手続きに関しては

私達が何かをしなければいけない事はなく

数日後に院内学級の先生と中学校から

連絡がありました。





バタバタ過ぎて…

院内学級の先生には電話での

お礼になってしまいましたが

本当にお世話になりました。







退院は

順調に回復しているんだと嬉しい反面

私はちゃんと出来るだろうかと

不安もありました。



『何かあれば電話してくれて良いから。』



とは言われていたのですが



また入院することがないように。と

強く願ったのを覚えています。

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