入院4ヶ月目の頃です。



入院とは言っても

半分以上は自宅での生活でした。



家にいる時の生活パターンは



起きてから朝ご飯まで勉強。

お昼ご飯まで勉強。

おやつまで勉強。

夜ご飯まで勉強。

お風呂に入ってTVを観て

勉強してから就寝。



たまに私の買い物に

付き合ってくれるくらいでした。



真面目か!!

というくらいの生活をしていました。









娘は自己肯定感がとても低いです。



拒食症が酷くなってからは

さらに顕著に感じられます。





体重が減らせなくなった今は

唯一

自分を評価できる

勉強での結果を出さなくては。と

頑張っていたようです。





勉強での結果が無くなったら

自分の存在価値は無い。とまで

思っていたのです。









娘は

食事の時間になると

嫌がらずに食卓に座ります。



そして

野菜から少しずつ食べ始めます。



ペースとしては

娘が野菜を食べ終わらないうちに

他の家族はごちそうさまになるペースです。





主治医の先生には



『食事の時は

 食べ終わるまで一緒にいてください。』



と言われていたので

私は対面になって

娘の食事が終わるまで座っています。



1時間を目標にしていますが

なかなか1時間以内に

終わることはありません。



長い時は1時間半を超える時もありました。





『ダラダラ食べるのはあまり良くない。』

とは言われていましたが

急かすとパニックになるので

何も言わず座っていました。



しかし

2歳の弟にはそんな事は関係ありません。



ウンチをしたり

コケて泣いたり

抱っこしろとグズったり…



その度に席を立ってしまうのですが



娘は私の目が無くなると

食べ物を隠します。





見つかると

『ごめんなさい。ごめんなさい。』と

泣きながら謝るのですが



それを毎日のようにやります。





なるべく私が席を立たなくても良いように

夫や上の弟に頼んだり



席を立たなければならない時は

代わりに見ていてもらったりと

色々しました。







『ごめんなさい。』と思うなら

何故やるのか??と不思議なのですが

これが拒食症の怖さなのでしょうね。



拒食症を引き起こしている

病原菌Xに乗っ取られている状態の娘。




これを私なりに理解していたので

私も娘に対して感情的にならずに

『隠す』行為に対処出来たと思います。





娘には

『あなたが悪い訳じゃないよ。』と

何度も何度も伝えました。





このやり取りはしばらく続きます。





私は

体重を増やして

早く拒食症をやっつけたい!!

そればかり思っていました。

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