思いがけない退院でした。







中学校に籍が戻ったので

主治医の先生に

どうしたら良いか聞きました。



『行きたいと思うなら

 行っても良いけど

 無理に行く必要はないよ。

 ストレスが1番ダメだからね。』



との事でした。







もう学校へ行っても大丈夫なんだ?!と

びっくりでした。









この頃は34kg台。

上向きになっているとはいえ

拒食症が治っているわけではありません。









娘とどうするか話し合いました。 





①すぐに登校する。



②徐々に慣らしながら登校する。



③3月いっぱいまでは休んで

 新学年から登校する。



④行きたくなるまで登校しない。







『④を選択すると永久に行かないわ。』

という事で④は無し。





『すぐには行けないなー。

 心の準備が必要だなー。』

という事で①も無し。





『そういう意味では③もハードル高いから

 ②の徐々に登校にしようかなー。』





という事で



徐々に慣らしながら

3年生をスタートさせよう!!となりました。











退院の翌日に

中学校へ電話をかけ

退院の報告と

中学校へ行く日にちの相談をしました。







担任の先生は

突然の退院に驚いていましたが

喜んでくださいました。

元気な声で

『明日から来ますか?!』と言われ

『いやいや。それは無理です。(笑)』と

答えたのを覚えています。







退院はしても

食事のルールは

継続しなければいけませんでした。





ですので

しばらくは登校しても

午前中で帰る形になると思います。と

伝えました。





担任の先生は

それに関しては全然問題ないし

娘の良いようにしてくださいね。と

言ってくださいました。







そして



『期末テストは学校で受けられますか?!

 それとも今まで通り

 お母さん監督で家でやりますか?!

 家でやる場合は順位は

 付けられないですけど。』



と聞かれました。







スケジュール帳には

退院して10日後から期末テストがあると

書き込みしてありました。







娘に聞くと

『学校でやりたい。』と言うので

お願いしました。









入院中から…

というより

入院前からずーっと勉強を

頑張っている姿を見てきたので

報われると良いな。





 

10日後に学校へ行く事を

娘自身が選択したことが 

何だか嬉しかったです。



 



ただ

いきなり教室は無理だと思ったので

別室で出来ないかお願いしてみました。







相談してくださるという返事をもらい

いつも通り金曜日に

中学校に伺います。と電話を切りました。









金曜日は娘と一緒に

先生に会いに行けると良いな。と

思いながら…

✾ 中学校への復帰を前に ✾

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