冬休みの間に

娘は誕生日を迎えました。





14歳になりました。





娘にとって

13歳の1年はどんな年だったのだろう?!





中学2年生になって

拒食症と診断され

学校生活も中断。





2年生で経験するはずだった

様々な学校イベントは不参加。





思い出は…無いね…







14歳は良い思い出を作って欲しいな。











院内学級も3学期がスタートです。



1週間のうちの4泊が自宅で

3泊が病院という生活になりました。





当然

家でご飯を食べる回数が増えるのですが

ただ作れば良いという訳には

いかなくなりました。





カロリー計算をしながら

食事を作らなければならなくなります。





慣れるまで大変だったのが

この食事のカロリー計算です。





今までカロリーなどを

気にしたことがなかった私は

食材1つ1つのカロリーを

調べることから始めます。



ありがたい事に

ほとんど全ての食材のカロリーが

スマホで簡単に調べられます。



感謝な時代です。







食材のカロリーを調べて

使いたい量の重さを測って計算します。

そして

調味料などを足して

出来上がり量のカロリーを出します。





ちゃんと計算出来ているのか

分かりませんが

私流で現在に至ります。







この頃の食事のカロリーは1食600Kcal。





600Kcalの食事はなかなかな量です。





娘は

ただでさえご飯を食べるのに

1時間以上かかります。





量が多いと

それだけで

食べる前から機嫌が悪くなります。





高カロリーで食べ易い食材として

よく使ったのは

合い挽き肉やアボカドです。



今でもよく使います。







鍋をしたい時やカレーなどは

娘の分だけ

別のお鍋で作っています。







      

体重を増やしたい私と

体重を増やしたくない娘。







もちろん

増やさない訳にはいかないので

少しずつ増やしていこうね。と

約束していました。





1つだけ私が心掛けた事があります。 



カロリーをごまかさない事。







娘は初め

私のカロリー計算に懐疑的でした。





食事を食べてもらわないと

体重は増えません。





拒食症も良くなりません。





そのためには

信じてもらわないといけない。







主治医の先生には



『一気に増やしましょう。

 少しずつだと

 治るのに

 時間が余計にかかりますよ。』



と言われていましたが







娘とは

少しずつ増やしていくという

約束をしたので





先生の指示に

反する形になってはしまいましたが

娘との約束を守ることにしました。









だからといって

決してスムーズには行きませんでした。



大変でした。







ここから2〜3ヶ月が

拒食症の娘との本当の戦いでした。

✾ カロリー計算 ✾

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