上手く甘えられなかった娘と

それに気付けなかった私。







先生には



『お母さんが娘さんを愛してないと

 言っている訳ではなく

 娘さんが上手く甘えられず

 人一倍愛情を必要としていたんだよ。』



と母親の私をフォローしてくださいました。



『これからたくさん甘えるから

 受け止めてあげて。』







主治医の先生に言われて

改めて娘との関係を

見直さないといけないな。

と思いました。









5年生になって

反抗期かな?と思う態度に

手を焼いていた私は

妊娠をします。





なかなかな年になっての妊娠は

かなりキツく…

娘と弟に

目も手もかけられなくなっていました。





その頃から

娘がお手伝いを

色々してくれるようになります。





洗濯物を取り込んだり

お風呂洗いをしたり

料理もしてくれるようになります。





おかげで出産の入院の間は

娘に任せっきりでした。





反抗期ひどくなるかな?!と

心配していた私は

赤ちゃんのおかげで

娘が丸くなったー!!

反抗期終わったかも?!

と喜んでいました。







けれど先生のお話を聞いて

やっぱり反抗期はちゃんと通らないと

いけなかったんだよな…と思いました。





私の妊娠&出産で

娘は自分の気持ちに蓋をして

『良い子』になってくれたのです。





私がやらなきゃ。

私が。





反抗期の

情緒不安定な気持ちを吐き出して

私が受け止めてあげなければ

いけなかったんだな。

と思います。







そしてその頃に

拒食症のスイッチが

完全に押された事を

先生の指摘で分かります。





先生は



『その頃からしばらく

 お料理のお手伝いをしてたの?』



と聞きました。





『はい。

 簡単なものなら作ってました。』







先生は



『お料理をすることで

 食事量やカロリーを

 自分でコントロールできてしまうんだよ。

 それが拒食症が加速する

 ひとつの理由になってるよ。』







びっくりでした。









でも…



そういえば…





炒めものをする時の油は

ほとんど使わず。



取り分ける時のお肉の量は少しで

脂身のない所を自分の皿に。



情報番組のダイエット特集を

録画までして勉強して

料理に応用する。







初めてダイエットというものを

実践したのも

情報番組からでした。



梅干しをレンチンしてから食べる。





これをやって体重が減ったのです。





梅干しダイエットは

しばらく続けていました。





そして生理が止まりました。

✾ 良い子の理由 ✾

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