母(私)は
基本的に楽観主義です。


どんな時でも
何とかなるでしょ♪と
ずーっと思って生きてきました。



さすがの私も
この頃の娘を見て
ポジティブな感情は無くなりました。




娘が目を覚ましただけで
安堵するようになりました。


あー生きてたー…
って思うんです。




娘は

動きが鈍くなり
感情もほとんど無くなり

ほぼ喋らなくなりました。




8月の受診は
学校を早退してから
数日後にあり

私はある程度の
入院の準備をしていました。



病院では
体重を自分で測るのですが
33kg切りそうな体重に
娘も
『入院だよねー』と
覚悟をしたようです。


診察が始まります。

まず
先生に体重を誤魔化していた事を報告。

そして
『このまま入院になります。』と。


看護師から
入院の説明を受け
急いで家に帰り
入院に必要な荷物をまとめ
病院にとんぼ返り。


案内された病室に
入院に必要な検査を終えた娘が
ポツンと座っていました。


私は
やっと治療してもらえるよ!!
元気になるよ!!と
心の中で喜んでいました。


しかし
先生から入院計画を聞いた時に
期待が不安に変わります。



『10日程の入院です。』

えッ?!それだけ??

『基本的には1日の様子をみる感じです。』

えッ?!治療は??

『食事の時はお母さんの付添は無しで。』

はッ?!絶対食べませんよ??



何のための入院ですかーーー??

叫びたい気持ちを抑えるのが大変でした。



精神科の先生が来て

『お母さん。
 食べなさいと言わないでください。
 それがプレッシャーになるので。』 


…何を言ってるんだい??


私が

食べろ!!
食べろ!!
食べろ!!

って言ってたのが悪かったってこと?!



何が何だか分からなくなってきました。


娘を病院に取られた気がして…

私がいない所で何をされるのか…


弱ってる娘を置いて帰るのが
不安でたまりませんでした。




こうして
娘の入院生活が始まりました。

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