7月の夏休み前に

前回から1ヶ月後の診察に行きました。

毎日体重を測るのですが

1ヶ月前の体重は34kg後半

ここ最近は34kg前半が続いています。



先生は
『あれ?!増えなかったかー』

そして
『エネーボ　1日2缶にしよう!!』



と言って
また1ヶ月後に来るよう指示されました。

この時点でも
まだ同じような治療が続きます。



娘は

『絶対ムリ!絶対飲まない!!』

と予想通りの答えが返ってきました。



それならば…

体重が昨日より増えたら1缶。
体重が昨日より減ったら2缶。

でどうだ?!

と母は駆け引きをします。



この駆け引きのせいで
娘はさらに『食べない作戦』に
力を入れていきます。

そして

母もびっくりの行動に出るのです。





娘の『食べない作戦』は
引き続き行われます。

そして
この1ヶ月よりも
輪をかけて酷くなります。


１番びっくりしたのはコレ⬇です。


作戦その4

　　●食べ物を隠す

めちゃくちゃゆっくり食べる娘。

小さく切って食べる娘。


少し目を離して
他事をすると

お皿から食べ物が消えています。


いやいや。
この短時間で食べれる訳ないでしょ!!

と思うのですが

本人は食べたと言い張ります。


娘は基本
嘘をつかない子でした。


けれど『食べない作戦』をしている時は
食べたと嘘をついていました。


何故
嘘だと思うのか??


出てくるんです。


くるまったティッシュから。
ポケットから。
袖口から。
近くにある入れ物から。
かばんの中から。
自分の部屋のゴミ箱から。


色んな所から食べ物が出てくるんです。



初めは少量だと思います。

上手く隠して
トイレや家以外のゴミ箱にでも
捨てていたのかもしれません。



そのうち隠す量が多くなって
私にも分かるようになります。



明らかに分かった時は怒りました。
何度も怒りました。
隠したこともショックでしたが
嘘をつかれていたことが
もっとショックでした。

私は

『もう　あなたの言うことが
　信用できなくなるから止めて』

と言いました。



けれど娘に

『食べないとママが怒るから隠した』

と言われ

このまま
この状態を続けるのがツラくて



残しても怒らないからと
母は白旗をあげるのです。


だからと言って
食べなくても良いとは言いません。



けれど
少し諦めに似た気持ちには
なっていたと思います。



体重が減ったら
エネーボを2缶飲む
という約束をしたのに

何故
体重が減るようなことをしているのか??


母は理解に苦しみます。


もう
体重を減らすことしか
考えていません。


ついに娘は

体重を減らして

さらに

エネーボを飲まなくても良い方法を

思い付くのです。