娘と私の根比べが始まります。
体重が増えないことにイライラする私
vs
体重が減らないことにイライラする娘
娘の『食べない作戦』が始まります。
作戦その1
●とにかく言い訳を言う
『もうお腹がいっぱいだから』
『お腹がすいてないから』
『美味しくないから』
『体調が悪い』
などなど。
言い訳はだいぶ前からありましたが
この頃は
負の感情と言われる
怒り・憎しみ・恨み・悲しみ・苦しみ を
てんこ盛りに織り交ぜて
食べる事に対して抵抗していました。
あまりの懇願ぶりに
あとこれだけ食べれば
残して良いよ…と母は折れていました。
作戦その2
●少量ずつ食べる&時間をかける
いわゆる一口サイズは
娘にとっては恐怖の塊だったようで
小さ〜く 小さ〜く
切って 切って 切って
ハムスターのご飯ですか?
というサイズにしてから食べていました。
そして
小さく切った食べ物を
1つ1つ
よ〜く噛みながら食べていました。
時間…かかります(-_-;)
…いつまでも食べていました。
あまりの時間のかかり過ぎに
もぉ片付けて!!
と母は根負けするのです。
作戦その3
●お皿いっぱいに食べ残しを広げる
食べ物を小さ〜く切ると
小さなかけら達がお皿に溢れますよね。
その中の何割かは食べません。
お皿に広がった食べ物を集めると
あと2、3口はあるであろう量を
キレイに散らかして
『ごちそうさま』をします。
まだ残ってるよ!
と集めようとすると…
キレます。
絶対にお皿をキレイにすることは
ありませんでした。
少しでも食べずに終わらせようという
執念みたいなものでした。
まぁ…1口サイズくらいの残りなら…と
母は許してしまうのでした。
まだあります(笑)
今だから(笑)って書けますが
当時は全く笑えなかった…
娘が全く違う人間になってしまっている。
戸惑いしかなかったです。
完全に拒食症の症状です。
けれど
この時点では
まだ拒食症だとは
診断されていません…