追伸お母さん、助けてください。わたしはなぜか白い空間にいます。そして、話す水晶と謎に男の子に世界を救ってと言われています。私は、どうすればいいでしょうか?
思い返すこと数分前、、、、、
[回想]
◯月△日朝7時半
私、黒沢蘭は学校に通っていた。そして横断歩道に渡る途中に謎の車が赤信号なのに突っ込んできた。そして、たまたまそこにいた私が轢かれてしまったのだ。
そして目を開けるとそこは水晶玉と男の子がいる、謎の白い空間に私はいた。そして、世界を救ってと男の子に言われたんだけど、二人分の声が聞こえて、男の子にそのことを聞くと、水晶玉が話すことを知ったと。
[現実]
「ふぅ〜色々ありすぎて頭がおかしくなりそうだな。」
「整理は出来た?」
「うお!」
ビックリした。急に話しかけてこないでほしい。心臓に悪い、、、、
「ごめん、、、」
「別にいいですけど、質問があります。」
「うん。なんでも答えるよ!」
「では、ここはどこですか?」
「んーと、神の間ってやつかなぁ」
「カミノマ?、、、、貴方、神様なんですか?」
「そうだよ〜」
“それより、自己紹介でもしたらどうですか?”
「いいアイデアだね。僕はこの世界の神様。君とは違う世界だけどね。」
「へ?違う世界?」
「そう。違う世界。いわゆる異世界ってやつかな。」
日本とは違う世界。本では読んだことはあるけど実在するんだ。
「うん。ここ以外にもあると思うよ。」
「それより、貴方をなんて呼べばいいですか?」
今更、神様とは呼べない。なんか違和感がある。
「んー名前を付けてくれない?」
「名前ですか、、、、いいですよ。」
「やったー!じゃあ、カッコいい名前で!」
「では、ソラはどうでしょう?」
「ソラ、、、、うんいい名前!じゃあ、ソラって呼んでね。」
「私は、蘭と呼んでくれて結構です。」
「わかった。蘭、君には頼みがあるんだ。」
「頼み?」
「うん。水晶、お願い。」
“いやです。私も名前が欲しいです。”
「お願いできる?」
「まあ、良いですけど、、、、、ムーンにしましょう。」
“ムーン。あちらの世界では月という意味ですね。ありがとうございます。単刀直入に言いますね。こちらから蘭さんに頼みたいのこの世界で起こる断罪を止めてほしいんです。”