レイ

ふふ、到着ですよ〜!

セナ

わぁ、良い場所ですね……!

ユヅキ

空気も澄んでるし、息抜きにはピッタリだな

レイ

そう言っていただけると〜、歩き回ったかいがあります〜

レイ

男性陣の感想はいかがでしょうか〜?

ソウスケ

……良いんじゃないか

レイ

随分雑な感想ですね〜

カズマ

俺は、良い雰囲気だと思います。マイナスイオンが感じられるっていうか〜……そんな感じで!

レイ

良かった〜、安心しましたぁ〜!

レイ

おや〜?

カズマ

あ……その、すみません。さっきクッキーをいただいたばかりなのに

レイ

ふふ。それじゃあ目的地に着きましたし〜、お昼ご飯を食べましょうか〜

ユヅキ

賛成、オレもちょうどお腹が空いてきた

セナ

実は、私も……

セナ

いっぱい作ってきたので、皆さん遠慮なくお食べくださいね

ソウスケ

……。ああ、昼食にしよう

セナ

えへへ。我ながら、美味しいお弁当でした♪

セナ

皆さんにも「美味しい」と褒めていただけましたし、良かったです

セナ

……?あそこにいるのは、ソウスケさんでしょうか?

ソウスケ

………………

セナ

真剣な顔で周りを見ていますが……一体、どうしたんでしょうか

ソウスケ

…………

セナ

へっ!?

セナ

は、橋の手すりの上に立った!?ま、まさか飛び降りたりなんてしませんよね……!?

ソウスケ

……よし

セナ

えっ!?えぇっ!?!?ソウスケさん!?!?!?

セナ

本当に飛び降りるなんて……!早く助けを呼んでこないと!!

セナ

ま、待って、今から助けを呼んで間に合う……?もし、間に合わなかったら……!?

セナ

……っ!!

ソウスケ

……んで、俺を助けるために湖に飛び込んだと

ソウスケ

自分は泳げないくせに

セナ

うっ……すみません

ソウスケ

はぁ……まぁ、全般的に俺が悪い。すまないな、心配かけて

セナ

いえ……それより、なぜあんな真似を?

セナ

ほ、本当にびっくりしたんですからね!?

ソウスケ

はいはい、びっくりさせて申し訳ございませんでした

ソウスケ

……少し、試したいことがあった

セナ

試したいこと、ですか?

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