華胡に身体を揺さぶられて、目を覚ました。
起きよ!
早く起きぬか!
華胡に身体を揺さぶられて、目を覚ました。
なんだよ~……。
まだ起きる時間じゃ
ないだろ?
ふふっ、どうじゃ?
目をこすって華胡を見ると、
なんと頭に猫耳がついていたのだ。
ちょっ……おま……
なんだその格好は?
愛らしいであろう。
この猫耳があると
悪人を倒せるのだぞ!
素晴らしいであろう!
ああ、お前が深夜に見てた
アニメの話か。
早く消せって言ったのに……
うるさかったぞ
凛と一輪咲くバラのように、
しゃらりと参上!
美少女猫耳エンジェルK!
にゃ~ん!
聞いてねえし。
……ま、いっか
華胡の猫耳を、そっと撫でる。
んにゃ?
華胡が本物の子猫のように、小首をかしげた。
島でやってなかったもんな、
そのアニメ。
新しい遊びを見つけたりして
なかなか都会を楽しんでるじゃん
あ、あまり撫でると
くすぐったいぞ?
ああ、悪い悪い。
んじゃ、そろそろ学校に行く
準備でもするか
にゃあ!
猫のように鳴く華胡はかわいいが、
そのままパンツとして履くのは
なんだか変な気持ちだった。
校門につくと、
珠來が車から降りて来るのが見えた。
(そうだ、昨日のこと
まだ謝ってなかった……)
昨日のこととは、
なんじゃ?
(更衣室から出てきた
珠來とぶつかって、
パンツを見ちゃったことだよ!)
おい、珠來!
…………
珠來はこちらを向いて足を止めたが、
すぐにそっぽを向いて歩きだした。
なあ、珠來。
昨日は悪かったよ!
だからそんなに怒るなって
……知らない。
話しかけないでくれる?
来栖先輩!
おはようございます!
(あっ。この子はこの間、
テニスコートで珠來にコーチを
してもらってた女の子だ)
おはよう。
あ、その男に
近寄っちゃダメだからね
えっ?
おい、どういう意味だよ
だってアンタ、変態じゃない。
かわいい後輩が
変態の毒牙にかかったら困るわ
へ……変態って、お前なあ!
謝ってるだろ!?
へえ~、
謝れば何してもいいんだ?
(くっ……くそう。
珠來は許してくれそうにないぞ。
どうしたらいいんだ、華胡?)
あんなに顔をくっつけて
ぱんつを見たんじゃ、
どうしようもないじゃろ。
わらわもお手上げじゃ
(華胡、頼むよ!
お前って神様なんだろ!?)
仕方ないのう……ほれっ
(いきなりキスは
照れるだろ……)
何を照れとるんじゃ?
力を使ってやったのじゃ。
早くせい
(よ、よしっ!
もう一回謝ってみるぞ!)
なあ、珠來……聞いてくれよ
珠來は俺を見てため息をつき、
そして微笑んだ。
……ふう、仕方ないわね。
ちょっとだけなら
聞いてあげ──
ええっ!?
周りにいた女の子達が
一斉に俺のもとへ押し寄せてきた。
島から転入してきた2年生って、
あなた!?
噂で聞いてたよりも
ずっとカッコイイ!
うわ、ちょっと待てい!
何なんだアンタらは!!
ふむ……ぱんつの力が、
関係の無いおなごにまで
及んでしまったようじゃな
(嬉しいけど……
どうすんだよ、コレ!)
なーに?
陽太ったら、ずいぶんと
人気があるのね?
な、何を怒って
いらっしゃるんですか、
珠來さん?
怒ってる? 私が?
うぬぼれないでよ。
じゃあ、遅刻するからバイバイ
珠來はこちらに振り向きもせずに、
校舎の中に入ってしまった。
(今の、絶対怒ってた……
失敗だああぁ!!)
おまっ、おまっ、なんでっ?!
俺が知らない内に、
こんなにモテモテでぃ?!
女の子達に囲まれている俺を見て、
優斗がわなわなと震えている。
あれ、優斗?
いやあ、これはモテモテとか
そういうんじゃなくて……
(ちょっと待てよ。
パンツの力なんて
言えねえよな……)
友達だと思ってたのに、
お前なんか大キライだあ~!
おい、待てよ!
優斗を追いかけようとしたら、
女の子達に腕をつかまれた。
いや~ん、行かないで~!
LINE交換しよ~!
えっ、LINE?
じゃあ、交換しちゃおうかな……
カバンからスマホを取り出そうとすると、
後ろから肩をトントンと叩かれた。
あん? 誰だ?
朝から風紀を乱しているのは、
キミ?
さっ、沙穂先生!?
いや、これは風紀を乱して
いるわけじゃなくて!
話の続きは、生徒指導室で
ゆっくり聞くから。
ちょっと来てくれる?
ああんっ、
そんな婦警さんのような……
じゃなくて、聞いてくれ~!
女の子達に見送られながら、
沙穂先生によって生徒指導室へと
引きづられて行った。
……座って
生徒指導室に入ると、
沙穂先生が椅子を手で指し示した。
沙穂先生に言われた通り、
大人しく椅子に腰掛ける。
あ、あの……
朝のホームルームは
やらなくていいんですか?
今日は副担任の先生が
やってくれるから
大丈夫よ
そうですか……
(うう、沙穂先生になんて
説明したらいいんだ……)
なんじゃ?
このおなご、ヤキモチでも
やいておるのか?
(だったら嬉しいけど、
風紀が乱れるだの言ってたから
ヤキモチじゃなさそうだな)
ねえ、中島くん?
はっ、はい!
なんでしょうか!
さっきのアレ、
一体何があったの?
様子が変だったけど
ははは……。
俺なんかが女子にモテたら
おかしいですよね……
あっ、ごめんね。
そういう意味で
言ったんじゃないの
中島くんって不特定多数の
女の子をたぶらかすような子に
見えなかったから、
少し驚いちゃって……
えーっと、さっきのは
たぶらかしていたとか、
そういうんじゃなくて……
じゃなくて?
(なんかそれらしい
ウソを考えないと……)
俺の住んでた島のお祭りが、
SNSで紹介されて女子高生に
バズったらしいんですよ
それでみんな、
島の様子が聞きたくて
集まって来たみたいです
あら、そうなの?
はい!
沙穂先生が心配してるようなことは
何もありませんから!
そう?
それならいいんだけど
ごめんね、中島くん。
本当はこんな尋問みたいなこと
したくなかったんだけど、
事情があって……
何かあったんですか?
うん、ちょっとね。
最近、学内とその周辺で
良くないウワサが流れてるの
良くないウワサっていうと?
風紀が、すごく乱れてるって。
そこで生徒指導に力を入れて、
取り締まろうとしている所なの
そうだったんですか
(沙穂先生って
教育熱心だなあ)
すると、沙穂先生が急に顔を近づけてきた。
中島くんは、大丈夫だよね?
(やべー……沙穂先生の
髪からいい匂いがする。
ドキドキしてきた!)
(それに、こうして近くで
改めて見ると……
沙穂先生のおっぱいって
大きいなあ……)
んっ、どうしたの?
あっ、いや~……
大きいなって
えっ、何が???
(やばい、
つい口に出しちまった!)
慌てて視線をそらしたものの、
すでに時は遅し。
沙穂先生は人差し指で、
俺のおでこをツンとつついた。
もうっ。
どこ見てるのよ、この子はっ
すみませ~ん!
(やばい、デコツンが
ちょっと嬉しいぞ)
それじゃ、私はもう行くわね。
中島くんも授業に
遅れないようにね?
は、はい……
さよなら沙穂先生
陽太は、だれかれ構わず
デレ~と眺めるクセを
直した方が良いようじゃの
今のは仕方ねえだろ。
だって、沙穂先生が
かわいすぎるんだもん☆
男のお前が、
だもん☆じゃと?
おげ~……
吐くことないだろ!
……なんてバカ話をしてる
場合じゃなかった!
授業が始まっちまう!
教室に駆け込むと、
すでに授業が始まっていた。
遅いぞ。
早く席に着け
はーい、
すいません……
席に着いてから何気なく珠來を見ると、
ツンとそっぽを向いてしまった。
……ふんっ
(こっちを見ないように
してる感じだな。
……はあ、まだ怒ってるのか)
授業中、俺はずっと珠來のことばかり
考えていた。
(あれ?
もう休憩時間か。
全然授業を聞いてなかったな)
(なあ、華胡。
珠來はまだ怒ってるかな?)
わらわに聞かず、
本人に聞いてみるがよかろう
(そりゃそうだな)
……おい、珠來。
いつまで怒ってるんだよ?
怒ってないわよ、別に
珠來はまた、そっぽを向いてしまった。
(何をそんなに怒ってんだ?
ちょっと時間をあけた方が
良さそうだな)
そして時間は過ぎ、昼休みになった。
(さて、そろそろ珠來に
話しかけてみるか。
機嫌が直ってるといいけど……)
(でも、なんて話しかけよう?
何を言っても怒りそうだよな)
何をウンウン
うなっとるのじゃ
(いや、珠來が……)
珠來ならどこかへ
行ってしまったぞ?
(なんで早く言わないんだよ!)
おぬしがボーッとして
おるから悪いのじゃ。
早く追え
(くそっ!)
慌てて廊下に飛び出したが、
すでに珠來の姿は無かった。
(うーん……。
昼休みに行くとしたら、
食堂か?)
食堂に着くと、華胡が向こうを指差した。
あっ!
あそこに珠來が座っておるぞ
(やっぱり食堂に来てたのか。
……よし、話しかけるぞ)
テーブルを挟んで、珠來の正面に立った。
あのさ……。
悪かったな、いろいろと
…………
(うう、今度は無視かよ。
なあ華胡、ここはパンツの力で
なんとかしてくれないか?)
しても良いが……
朝と同じことになって、
また珠來が怒るかもしれぬぞ
(そうなったら沙穂先生にも
また呼び出されるよな。
弱ったなあ……)
よっ……。
スーパーアイドル……!
なんだ、優斗か……
っつうか、その呼び方は
なんなんだよ
朝のモテっぷりを見たら、
もう気軽に陽太なんて
呼べないなと思ってさ……
(あー……
珠來のことで頭が一杯で、
優斗のフォローを忘れてた)
しっかし……
みんな、こいつの何が
いいのかね~
男の魅力があふれる
俺に向かって失礼な奴だな
ははっ、男の魅力?
もしかして今流行の
モテパンツでも
履いてるっていうのか?
えっ?
確かに、お前から送られてきた
モテパンツは履いてるけど……
あっ、そうか。
移住祝いで送ったな!
くそうっ、俺だって履いてるのに
モテパンツって
そんなに流行ってるのか?
流行ってるも何も、
今時モテパンツを履いてない奴は
いないぐらいだよ。
なっ? 来栖!
私は履いてないわよ、
そんなもの
おいおい、
そんなものってさ~。
お前がそれ言うのかよ?
えっ、珠來と
モテパンツって
関係あんのか?
付き合ってらんないわ。
じゃーね
話題から逃げるようにして、
珠來は空の食器を持っていなくなってしまった。
そうか、陽太は
知らなかったもんな。
俺が説明してやろうじゃないか
そもそもモテパンツというのは、
大手下着メーカー
KURUSUのヒット商品で……
それは知ってる。
パンツにロゴが入ってたし、
CMもやってるだろ
いやいや、その先を聞けよ。
なんと、来栖珠來は
KURUSUのお嬢様なんだ!
島から移住したときに来栖の親が
起ち上げた下着メーカーが、
瞬く間に成長して大手企業に
なっちまったというわけさ
なるほど……
それで、あんなに金持ちなのか
おや?
驚かないのか?
ちょっと前に予想してたからさ。
お前のおかげで確証が取れたよ。
サンキュー
知りたいことがあったら、
なんだって聞いてくれよ
地球は時速約1700kmで
自転をしているが、
人間が振り落とされないのは
なぜだ?
人間ががんばって
地球にしがみついてるから
そうか。
人間は少しがんばりすぎだな
(なんの進展もないままに、
午後の授業が
始まってしまった……)
語りかけても
応えぬというのなら、
文を書いてみたらどうじゃ?
(なるほど、手紙か。
それなら意地っ張りの珠來も、
返事をしやすいかもな)
(問題は、手紙になんて
書くかだ……)
(さっき、優斗が言ってたよな。
珠來は大手下着メーカー
KURUSUのお嬢様だって)
(珠來の機嫌を損ねないように、
ちょっとおだててみるか)
『珠來って、
お金持ちなんだな。』
(これでよし。
珠來まで回してもらおう)
手紙は珠來の席まで渡り、
珠來がその手紙を開いて
読んでいるのが見える。
…………
(おっ、すぐに珠來から
返事が来たぞ!
どれどれ)
珠來からの手紙には、
こう書かれていた。
『バーカ。死んじゃえ!』
(俺はこんなことでは
死なん……死なんぞぉ!)
心の声で反論したって
意味がなかろう……。
素直に謝ってはどうじゃ?
(やっぱそう思うか?
最初からそうすりゃ良かったな)
『ごめん。
昨日のこと謝らせてくれ。』
手紙は珠來の席まで渡り、
再び珠來がその手紙を読んでいる。
…………
(珠來から返事がきた!
今度こそ、怒ってませんよーにっ)
珠來からの手紙には、
こう書かれていた。
『バーカ。』
(はあ……やっぱりダメか)
よく見るんじゃ。
手紙の隅に何か書いてあるぞ
(えっ?)
手紙の隅には、小さく
『ゆるしてあげてもいいけど。。。』
と書かれていた。
(珠來……
もう、怒ってないのか?)
珠來の方が気になって、
恐る恐る見てみると……。
……ふふっ
(珠來が、
こっちを見て笑った!?)
もう機嫌は直ったようじゃな。
良かったのう
(本当に良かった……
これで一安心だ)
ホッと胸をなでおろした。
もう帰る時間じゃの
(珠來は部活へ
行っちまった……。
結局、ちゃんと話せなかったな)
でも、さっきの様子だと
もう怒っていないじゃろう。
てにすこーと、とやらへ
行ってみてはどうじゃ?
(そうだな、
テニス部を見に行くか)
(珠來のやつ、
今日は練習してるかな?)
テニスコートに行って珠來を探すと、
今日も制服のままで
後輩の指導をしているようだった。
がんばって!
(やっぱりテニスウェアは
着てないなあ……)
しばらく珠來の様子を見ていると、
こちらに気づいて近寄ってきた。
そこでなにやってんのよ?
女子の脚でも見に来たの?
ご、誤解だ!
テニス部の女子の脚が
キレイであることは
否定しないけど……
あっそ……
珠來のあきれたような顔をしたかと思うと、
くるりと部員の方に振り返った。
ここに変態くんがいまーす!
ちょっ、ちょっと珠來!
お前、何言い出すんだよ!
だって本当のことじゃない
勘弁してくれよ……
ふふっ。
ちょっとは反省した?
反省しました。
反省しましたとも!
昼とはちがって
かなり上機嫌のようじゃの
(そうみたいだな。
この様子なら、ちょっと
踏み込んだ話をしてもいいかも)
なあ……。
どうして珠來は
練習しないんだ?
えっ……そ、そんなの、
アンタになんの関係があるのよ
気になるんだよ、お前のことが。
後輩に指導するくらい
テニスがうまいんだろ?
きっ! 気になるぅ!?
(あん?
なに驚いてんだコイツ)
私のことなんか気にしないで、
他の女の子を見てれば
いいじゃない……
珠來はほんのりと頬を染めて、
うつむいてしまった。
まさか、お前……
照れてるわけじゃないよな?
そっ、そんなわけないでしょ!
え、えーっと、何の話だっけ?
私が練習しない理由だったわね?
お、おう
私は足を怪我してるから
練習を休んでるのよ
でも、足の怪我って……
なによ?
陽太、あまりその話に
触れるでない
(でも、苺香ちゃんが
『もう治ってるはずだ』って
言ってたよな?)
珠來には話したくない
事情があるのじゃろうて。
それくらい察する男になれ
(わかったよ……。
んじゃ話題を変えるか)
俺もテニス部に
入ろうかな~!
いきなり何言ってんのよ。
却下に決まってんじゃない
なんでだよ
だって女子部員の脚が
目当てなんでしょ?
さっきのは冗談だっての
そんなのどっちだっていいわよ。
練習のジャマになるから、
あっちに行ってくれる?
なんだよ。
見学してるだけだろー?
部外者のアンタにじっと
見られたら、
みんなの気が散るのよ。
わかった?
へーい。
わかったよ
(また珠來に
ヘソを曲げられてもかなわんし、
おとなしく帰るか)
テニスコートから離れても、
ずっと珠來のことばかり考えていた。
(相変わらず珠來は
テニスの練習をしようとしない……
なんでだ?)
陽太ちゃん?
(それに、草むらで見つけた
女物のパンティのことも
気になる……)
陽太ちゃーん!
(苺香ちゃんは、あの草むらから
珠來が出てきたと言っていたな。
……やっぱり、嫌な予感がする)
はーるーたーちゃーん!!
聞いてますですか?!
おわっ、苺香ちゃん!!
いつの間に?
さっきから、ずーっと
声をかけてたですよ?
陽太ちゃんったらブツブツ言って、
様子が変だったです
あ、ごめん……
ちょっと考えごとをしてたんだ
もしかして、
珠來先輩のことですか?
ど、どうしてわかったんだ?
なんとなくです……。
陽太ちゃんは珠來先輩のこと、
気になるですね
き、気になるなんて!
別に、そんな……
ほら、昔からの知り合いだしさ!
心配ごとや悩みごとがあるときは、
泳いで何もかも流しちゃうと
いいですよ?
泳ぐ……って、
今からプールに入るってこと?
はいです!
今なら自由に入れるはずだから、
一緒に行くです!
うわわっ、
引っ張らなくていいから!
(そして俺は今、
更衣室にいるわけだが)
水着に着替えるために制服を脱ぎ、
パンツを脱ごうとすると……
華胡が話しかけてきた。
あの苺香というおなご……
どうやら、陽太に恋慕の情を
寄せているようじゃな
はっ?
苺香ちゃんが俺を
好きだっていうのか?
そうじゃ。
おぬしが珠來のことを
考えているのを見て、
寂しそうにしておったではないか
そんな馬鹿な……
呆然としながらもパンツを脱ごうとして、
とあることに気づいた。
華胡、俺……
どうした?
水泳パンツ、
持ってきてねぇよ
どうやって泳ぐ気だったのじゃ?
まさかとは思うが、おなごの前に
全裸で現れる気だったのか?
俺は露出狂じゃねえ!
今日は体育がなかったから
水着を持ってきてねえんだよ!
仕方ないのう……
わらわが変身してやるか
変身?
すると華胡パンツが光り、
一瞬にして水泳パンツへと変化した。
すげー!
こんなこともできるのか!?
わらわに不可能は無い。
さあ、苺香がプールサイドで
待っておるぞ
おう!
いざ、プールへ!
スクール水着の苺香ちゃんに
期待しながらも、
更衣室を出たのだった。