ネルは学校の校舎を降りると、食堂の方に向かっていく。

はぁ授業大変だった―

ユーカちゃん

あっ……薫さん

ネルはそう言うと、薫はネルの方に近づいてくる。

一緒にご飯食べない?

えっと一緒にご飯?

そうご飯……

えっとえっと……

それを聞くとネルは考え込み、ちょっとドギマギしてみせる。

ちょっと……

するとユーカがそこにやってくる。

あっ

私も混ぜなさいよ

薫は少し不思議な顔になると、ネルとユーカはお互いを見る。ユーカはネルに耳打ちをすると、

ばれるでしょ

と耳打ちをする。

いや大丈夫だって

すると、二人の隅から、薫が出てくる。

何話しているの?

いやなんでもないわよ

ユーカはそう落ち着いたような顔をして、戸惑ったような顔をする。するとネルは、

薫さんよかったら一緒にご飯どう?

ネルはそう聞くと、ユーカはちょっと考えこもうとする。

一緒にご飯食べよ?

二人はそう言うと、薫を食堂に連れて行こうとする。

うん、一緒にご飯食べよう

薫はそう頷くと二人はふぅと息を吐く。

とりあえず……巻いたわよ

よかった……

二人はそう言うと、薫を食堂に連れて行こうとする。

自動販売機でジュースを買っていたら、体が入れ替わっていた 第六話

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