先生はそう言い終わると、そこから去っていこうとする。
それでは授業を終わります
先生はそう言い終わると、そこから去っていこうとする。
はぁ……授業が終わった
こんにちわ、ユーカちゃん
ネルに向かってそう言うと、ネルは少し戸惑ったようになる。
あ、うん 君の名前は?
するとそこに勢いよくユーカが入ってくる。
ストップ―!!
何?
この子記憶喪失なの……
ユーカはそう言うと、ネルをその女の子から離そうとする。
記憶喪失なの
そう
するとネルは少し戸惑ったような顔になる。
えっ記憶喪失って……
私の名前はネル……ネルって言うの よろしくね
ネルっていうのね……よろしくね
えっとあなたは誰?
ネルはそうおそるおそる聞くと、その青髪の女の子は口を開く。
私の名前は薫っていうの……よろしくね
薫はそう言うと、ネルとユーカはこくんと頷こうとする。
へえ
昨日貸したシャーペン返してくれない?
薫はそう聞くと、ネルとユーカは考え込んだ顔になる。
シャーペン?
ネルはそう聞こうとすると、薫は少し考え込んだような顔になる。
あー!シャーペンならバッグの中にあるよ
ユーカはそう叫び声をあげると、ネルは焦ってたような顔になる。
バッグの中……バッグの中ってどこだろう……?
ユーカはそう説明すると、バッグの中を探し始める。
あ……これか……
ちょ……マニュア触らないで
ネルはそう説明すると、バッグの中から、シャーペンを出そうとする。
えっ……
すると、ネルはかわりにシャーペンをそこに出してしまう……。
シャーペンはそこ!
ユーカはそう言うと、ネルはバッグの中からシャーペンを出そうとする。
これか!
ネルはそう驚いたような顔をすると、ユーカはこくんと頷いたような顔をする。
そうそれよ
ふー……
すると薫の手の上に、シャーペンを渡そうとする。
ありがとう……
すると、ユーカはネルに耳打ちをして……
しばらくは……その調子で……やって頂戴
ああ……
ネルはそう説明すると、ユーカはこくんと頷く。