不眠症治療を開始して5日目の夜…。今宵も私は盟主に抱かれて気が狂う恐ろしい麻薬の”快楽”へと身を委ねている。
心まで無くなってしまいそうな強烈な快楽。盟主・レムは激しいオーラルセックスに溺れて、その蠱惑的な美形の顔を私の陰部へ当てて、独特の快感を味わっている。
瞳が閉じて、彼はその口を陰部へ当てて、まるで貪るように舌を使い、細かく繊細に動かしている。
ふと、彼の目が開くと、いつもの薄紫色の瞳ではなく、薄紅色と呼ばれるピンク色の瞳の色に変化していた。
だが、彼はまだ気付いていない。
思わず、瞳の色が違うことを指摘した私。