キャラクター紹介
ニグ=ニルヴァーナ(26)
結晶師として優秀な男で、リーベ直属の部下。重要な仕事を任される事も多い。五階層を攻略したハル達を迎え入れた。
チキンカクテルレースの元地獄四天王。
刀の教官
訓練場で適当に教官業に就く男。
五階層の盗賊の砦でハル達の到着をキャロウェイと共に待っていた。その時、ドゥーガ―という強敵をハルが一人で且つ一撃で倒した事を知る。その事実にドン引きし、ハルとの確執をさらに深くした。カジノ好き。
髭の教官
超が付くほど説明がくどい教官。訓練場の教官の中では珍しく真面目な人。シャセツを追い掛け修練所にやってきたハルとジュピターに、フォーミュラの鍛冶屋を紹介した。
誰でもお願いすれば『日常訓練における鋼鉄の如き固い決意と無限に思える反復から生まれる緊急時の反射速度の因果関係を深く掘り下げる為の精神姿勢』という概要だけで3時間かかる説明をしてくれる。
フォーミュラ
カジノ前方の路地を進んだ場所にある鍛冶屋の主人。鍛冶師としては駆け出しで、独学で鍛冶を学んでいる。対する者を困惑させる訛り(ナマリ)と方言で、普通の人なら何を言っているかさっぱり分からない。だがハルの動物的感覚は、彼女の言語を感知出来た。
フォーミュラの鍛冶の腕は残念としか言いようがなく、結局、髭の教官が何故ここを紹介したかは分からなかった。
ツバキ=リンドウ
メナパーティの前衛アタッカー。何事にも行動的で周りをグイグイと引っ張っていくタイプ。
シェルナの棒術に興味を持ち、直接手合わせを受けるシーンも。剣の腕に荒さは残るが、強引にでも状況を打ち破る気力と覇気を持ち合わせている。実はニックの事が気になっている。
ニック=スパルタ
メナパーティで弓による後衛アタッカー兼支援係。
心配性でなよなよしているが、先輩のレインからは、「一番才能あんのはお前なんだからよ」と激励されている。消極的な性格だが、ツバキにグイグイ引っ張られるので調度良い。実はツバキの事が好き。
イオ=レイクウッド
メナパーティのリーダーであり弓を使う後衛アタッカー兼司令塔。狩人の一族の生まれで、弓の腕は抜群。魔物を前にしても冷静な判断が出来、持ち前の集中力と判断力でリーダーに選ばれた。
四階層攻略後、先輩のレインがパーティを抜ける約束だったので、一足早く新メンバーを募集していた。無類の甘党で、迷宮にも甘いものを持って入る。
シデン=ライオネル
メナパーティの後方支援の魔操者。ロココほどの才能はないが、スリングという投石武器を使用し戦闘にも参加する。
辛口なセリフもあるが、誰よりもこのパーティの事を考えて行動している。結晶師になるのが夢で、ニグの事を尊敬している。チキンカクテルレースはクソがつくほどヘタクソ。
レイン=ピースハート
メナパーティを鍛える為、四階層攻略まで、という条件付きで指導及び牽引していた中堅冒険者。武器全般の知識を持ち、シデンにスリングを勧めたのも彼。
厳しい言葉が殆どだがそれは愛情の裏返しで、何人もの新人冒険者達を鍛えてきた。それは訓練場指名の新人引率に疑問を持っているかららしい。
実は登場回が早く、【伏章21、いざ訓練場へ】で、名前を伏せられ登場している。
ファミリーネームがなんとなく恥ずかしいので、他人には言ってない。
ターナー=ウィンバック
名前はここが初公開。相方のリエン(一つ下で紹介)と行動を共にする中堅冒険者。慎重に少しずつ計画を進める性格で生き抜いてきた。
【諷章178、降ってきた問い】でリエンと共に引率を指名されている。そこで明かされているが、レインとは同じパーティだったらしい。
彼の登場回も早く、【伏章後の『星』】で、その後、ランディが冒険者になるきかっけとなっている。
リエン=エードリン
名前はここが初公開。相方のターナー(一つ上で紹介)と行動を共にする中堅冒険者。慎重に行動するターナーの方針が好きで、ゆらりと探索を進めている。
ターナーと共に登場し、新人引率の疑問を露わにした。
日常に飽きた事を理由に冒険者になったらしい。
古物商店員
ランディがコフィンへ渡す品を買い付けに行った店員。
軽いノリながらも商魂たくましく、偽物くさい古代神の像(ハルが一瞬で首をもいだw)を日替わりセールで売りつけようとしてきた。
その後、彼の商魂をも飲み込むランディの漢気(弁償&追加購入&割引拒否)で、大儲けした模様。街中でナンパ目的ともとれる引き込みも目撃されている。
ドルサック店員
ハルを見た目だけで素寒貧扱いした(間違ってないけどw)店員。リアに100万ガロンを叩きつけられ態度を急変させた。
シャセツが九頭桐丸(クズキリマル)の試し斬りにした銀の盾も即座に会計にし、商魂逞しいところを見せている。店頭の量産品の中にあった、『僻地駐屯兵の放心』をハルにサービスとして渡した。 ふざけた態度を取っているが、鑑定の腕は一級品らしい。
商人
ベインスニクのベインタック商会の主人(リュウの父親)に頼まれ、リュウ達の様子を伝えていた。
彼の父親とリュウの父親は、ベインスニクの発展に大きく貢献しておりその頃からの付き合い。亡き父から商会を引き継いだ。
初登場は、【伏章17、ダナン=クローバー】で、ハル達と一緒にディープスに向かい、話も交えている。
ベインタック商会の主人
(リュウの父親)
【『人を人たらしめるもの』】にて再登場。商人にお願いして、リュウ達の動向を探ってもらっていた。その様子を近しい者達には僅かにも見せないため、街中で接触していた。
商人の父親と協力してお互いを尊敬し、学び、競い、街の繁栄に大きく貢献してきた。それをその息子にも伝えている。
商人が見てきたハル達の辟易とする金使いの荒さの報告を受けて、「私が見た若者達は金の上に人を置いていた」「それは金以上に人を人たらしめるものなのだ」と諭した。
ギダ
リアの家族を破滅に追い込んだ詐欺師。本人は正々堂々と言っているが、実際はイカサマの限りを尽くしていた。【兆章90、高レートテーブル】で、ダナンが負かされているのイカサマだった。
リアとの因縁をカードで決しようと青天井で勝負し、破滅するほどの金を賭けて負けた。デメルにボコられ、ヴィタメールに膨大な借金を背負った。
金貸しの男
ギダに弱味を握られ手を貸していた金貸し。最終局面では、ダナンの言葉が心に刺さり、ギダの人間性を見限り、リア側に付く決断をした。
勝負の後、ダナンに貸した無茶苦茶な金利をなくし、ギダに貸した大金も様々な後悔から受け取りを拒否した。その後、ヴィタメールの下で働きたいと願い出た。
ゴードン
ギダとの勝負前にダナンとリアの前に現れ共闘することになった男。実はギダの差し金のスパイだった。
勝負が高額になってきた時、ギダに疑われ、弁明するも信じて貰えず暴力を受けて倒れた。ギダが敗北後、ボコボコにされているのを目の当たりにし、真面目に生きることを決意した。
クライス・ゲイドウィン
リアがデメルとヴィタメールと出会い、初めて探索に向かった時のパーティリーダー。その探索の前に、メンバーを三人を戦死させており、臨時でリア達を迎え入れた。
コーティとガーナッシュとは幼馴染。広い知識を持ち、多用な意見を纏めれる有能な人物。コーティの戦死後、魔物の不意打ちにて戦死。
テノリス・コートイア
ゲイドウィンの幼馴染の冒険者。勝手に振舞うリアに意見しようとしたところ、魔物の不意打ちにあって戦死。
クェーガー・ナッシイビル
ゲイドウィンの幼馴染の冒険者。メンバーの次々の戦死に心掻き乱しながらも、最後にはリアを助け重症を負う。
昔話で死んだと思われていたが、リアがディープスを去る前に、別れを惜しみ会いにきた(実はデメルに知らされたらしい)。リアとデメル・ヴィタメールにはガッシュと呼ばれている。
身なりの良い冒険者
背が高い冒険者
チャラそうな冒険者
大道芸人に因縁をつけて絡んできた冒険者三名。ジュピターを上から見下ろし馬鹿にしていたが、実力差を見せつけられ逃げていった。
大道芸人
大道芸人。ナイフを使うジャグリングに失敗し、上記三名に因縁を付けられる。
その後、助けられたお礼として、ジュピター参入の為、借金取立人として一芝居を打つ。
コルト=リングウェイ
ダナンが抜けた穴を埋める超優秀な新メンバー。初顔合わせの時に、ジュピターとバッティングして一悶着あった。
長剣・短剣・ハンドクロスボウ・刻弾を臨機応変に使い分け、志高く推理力が並外れて高い。清々しい性格で非の打ちどころがないが、その性格が良すぎる為に参入に到らなかった。
ルーキー冒険者
階段室で緊張していた新米。ハル達の馬鹿騒ぎで緊張が解れ笑顔を見せていた。
引率冒険者
階段室で会った冒険者。新米が笑っている状況を見て、ランディに軽いノリで礼を言った。ランディは胸に何か感じたが、答えは見つけられなかった。
リザ
大気中の魔気を集められるようになったロココをアルパガスと呼び、ハル達の前に現れた。パトリダの調和を乱す者を止めに来たとも言い、ミラと呼ばれる存在の事も口にした。人間かどうかも分からないが、魔気を変質させる能力を持っていた。
「私ノ一存でハ決めらレん」「次にマみえる時まで力は使うナ」と言い残し姿を消した。
上記の紹介は現時点のものです。これから少しずつ明らかになる情報もありますのでお楽しみに。