銀色の……

Chapter1-1:春ぱん

その女性は、パソコンの前に大量のパスタを置いていた。
パソコンのカメラを確認して、マイクの位置を調整して、マウスをクリックすると、喋り始めた。

あ、えっと……
春ぱんです。

今日は3キロの麺。
あの……海外の……あの~麺です。
あの……イタリアンじゃなく……ナポリアン……タンに挑戦したいと思います。

えっと……でも……
一気には作れなかったので、先ずはここに『1キロ』あります。

これを食べてから、また1キロ作って……ん?食べてる間に作って―――

あ、私しかいないから、やっぱり、食べ終わったらで……作るので……

あぁ……えっと……うーーん。
そうだな。そうだ。うん。

作ってからにします。

またねーーー。

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