* * *
クルナ
広場
* * *
* * *
クルナ
広場
* * *
嫌な予感がする……。
サティン、お家へ帰りなさい。
え、でも……ハッジィが……。
いいから。ハッジィの事はワシに任せて、サティンは家の中に入るんじゃ。
わかった、ヴォルクおじさん。
一目散に家へと向かうサティンさん。
ところが……。
この音は……
バイアクヘー!?
なぜこんなところに!?
うわぁぁぁ!!
サティーン!!!
バイアクヘーは
サティンさんを空の彼方へと
連れて行ってしまいました。
有角人の咆哮
前編
* * *
レヴス
* * *
ギーズさん……。
……。
木の陰から現れた人影は
数刻前にソルフェージュ様によって
アルザレアへ飛ばされたはずの
ギーズさんでした。
どうやら悪い予感は当たっていたようだな。
いやぁ、さすがソルフェ、よくボクがここにいるってわかったねぇ。
ふん、別れからさして時間は経っておらんが、相変わらず人を食った態度よな。
ありがとう、ボクとしては褒め言葉だね。
ギーズよ……。
キサマ、アインスタークを復活させるつもりだな?
なんだと!?
……アインスタークを……復活?
そんな事をしてなんになるというのだ!
んー、なんで僕が、アインスタークを復活させる必要があるんだい?
とぼけやがって!
それはこれからキサマに問うとしよう。
ポメラ。
ザッ!
総員、戦闘用意!
各々に武器を構える
シーラさん達と夜月侯の軍隊。
しかし、ギーズさんは
目をパチクリさせたままです。
ちょっと待ってよ、ソルフェ。
だいたい、どうやってアインスタークを復活なんてさせるのさ。
ふん、おおかたアインスタークのマナを使って召喚でもするのだろう。
召喚……?
ああ、召喚かぁ!考えもしなかったよ。
あは……。
あはははは……。
何がおかしいか。
いやー、ソルフェは面白い事言うねー。
そうかぁ、アインスタークを召喚って面白いなぁ。
そうしたら、アインスタークを操れるもんね!
ギーズさんは無邪気な子供のように
新しい知識に心を踊らせます。
ソルフェ、魔王の素質があるんじゃない?
くっ、からかいおってからに……。
……まあ、たしかに魔王の素質はあるよな、ソルフェージュは。
けど、ボクはそんな事しないよ。
だって、アインスタークだよ?魔王だよ?
ボク程度の召喚士じゃ、契約事故を起こしちゃうよ。
絶対、名縛反魂を狙ってきて、名縛心法させてくれないよ。
……確かに、知能の高いスクワイアはその危険があるって教わったわ……。
ふん、口の減らない奴だ。
手法はどうであれ、キサマがアインスターク復活を目論んでいるのは確か。
であれば、力ずくでもキサマを止める!
シーラは後方援護を頼む。
はい!
……でも、なにかがおかしい。
本当にボクは、アインスタークを復活させようなんて思ってないのになぁ……。
あの人の言う言葉には……ウソがない気がする。
ゆくぞ!
おっと、いいのかなー?
なに?
これを見てもそんな事ができるかな?
\ズラァ/
あ……あれは……
ギーズさんが呼び寄せたもの。
それは……。
つづく
【勇者勇の装備】
レベル :24
めいせい :312
ぶき :新品の短剣
よろい :鋼鉄のよろい
かぶと :銀の額当て
たて :なし
どうぐ :野ばらのペンダント
焼豚×2
焼きとり×2
霊薬草×5
淡水ザメの煮凝り
淡水ザメの骨
淡水ザメの牙
黒王の羽
いつもの額当て
王の冠
カジノコイン×2560
緋糸手句の防寒具
なかま :[泉守]ダイ
[もふもふ]もふもふ
[魔導エンジニア]ラムディッシュ
とくぎ :ファイアブレス
トキシックブレス
釣り
カン
介抱
じょうたい:脇役
【シーラの装備】
レベル :12
めいせい :240
ぶき :いつもの本
よろい :いつもの服
かぶと :いつもの飾り
たて :なし
どうぐ :やくそう×94
イーサ薬×9
おみやげ×99
ガラスの破片
討魔の剣の刀身
闇夜のローブ
なかま :戦士ポメラ
大魔導ソルフェージュ
[コボルト]ライル
とくぎ :しょうかん
値切り
冷やかし
虫の知らせ
ディゾネの思い出
寒さに耐える
好奇心
じょうたい:真パーティーリーダー