塔の上にいるラプンツェルは髪の毛を伸ばすの。

早く気づいてって、助けてって。

私だけを見て、でなければ死んでしまうって、

僕はその塔の下にいてね、

髪が伸びるのをずっと待ってるの。

時が経って、髪は伸びて、僕が届く距離になって、

僕がその髪に手を伸ばすと、…

・・・___彼女は、その長い髪を切り落とすの。

僕の元に残ったのは、麻薬のような想いのこもった髪だけ。

そうして、彼女はいつも僕を上から見下ろして言うの。

『君が早くその手を伸ばさないから。』って

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