ギュダ

…………

誰も居なくなった部屋で

ギュダは静かに考えていた。

ナバールとの戦力差は圧倒的。

それだけならまだしも

レジーナの病気が

軍の士気を揺るがしている。



どうしても留めることの出来ない

兵の動揺は、

蝕むように水面下で広がっている。







そしてユランが退室した時の

スダルギアの態度が

どうしても気に掛かった。







歴史において、

最強の軍でも恐れるべきは

味方の裏切りである。



背中を預けた味方に

二心があれば、

どれほど精強な軍も意味を成さない。



元々、

スダルギアを完全に信じていなかった

ギュダからすれば、

警戒を解けと言う方が無理があるのだ。






加えて危惧がある。



その判断材料である報告を

ギュダは待っているようだった。

伝令兵

ギュダ様。
やはりそうです。
ガンツ将軍の陣から
アイヅガルドへ伝令が
送られていたようです。

ギュダ

!!

指揮官たるもの

苦しい時こそ兵士に

弱気を見せてはならぬが、

ギュダは伝令兵の前で

つい顔色を曇らせてしまう。

ギュダ

ガンツはアイヅガルドの将。
本国と連絡していても
不思議ではないが
最悪の予想は
しておかねばならん。

最悪の予想とは、
味方の裏切りである。





ギュダは二人の行動から

それを予期してしまった。





しかし戦力差を考えると

両隊長を抜きにして

戦闘は考えられない。

ギュダ

兵を率いる者に
信を置くのは当然だが、
今はその根底が
揺らぎつつある状態。
それは絶対に避けねばならぬ。

それを解消する策。



レジーナが不在な上に

圧倒的な戦力差の中、

ギュダの脳裏に

幾つもの選択肢が巡った。



だがどれも完全なものではなく、

今後の進退を決めあぐねている。

ギュダ

戦闘準備は更に進めている。
だが三城(ユベイル城・
タキア城・サロディア城)に、
三鬼将がそれぞれ
進軍してくることも考慮すると、
万全ではない。
ガンツとスダルギアへの疑念を
どう払拭すれば最前か・・・・・・

現在、レジーナ軍は

ユベイル城に主要メンバーが集まっている。

三騎将が相手とならば、

東西に位置する

タキア城とサロディア城にも

兵を送る必要が出てくる。

ギュダ

火の手だと!?
何事だ!?

思索を巡らす視界の先に、

火の手が上がった。



窓から望む景色には

炎と煙が上がっている。



単なる事故か?

それとも

何かしらの動きがあったか?

ギュダ

方角的には
ガンツ隊の帷幕が近い。
いずれにしても
油断は出来ん!

伝令兵

ギュダ様!?
急報です!

ギュダ

焦らずに端的に
報告しろ!

伝令兵

ナバール軍の
急襲です!!

ギュダ

!?

火の手と同時の急襲。

完全に呼応した動きに

並ならぬ緊張が走る。

ギュダ

各自、速やかに
戦闘態勢をとれ!
民を避難させ、
同時に火の手を断ち
原因を調べるのだ!

名も無き兵士の選択肢

1、自身の戦闘体勢を整え命令を待つ

2、高台に上り敵軍の把握に務める

3、城下市民を避難誘導する

4、消火の為に動く

5、全軍に情報が行き渡るよう通達する

6、火の手の原因を突き止める

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※今回アイテム使用不可です。



採用されるかどうかは不明ですが、

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2019/4/12(金)の23:00まで

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