◆Middle05◆
ならず者

GM

シーンプレイヤーはアンネリカ。他の登場難易度は7。場所は再び酒場なので、さっきのシーンの直後としようか。他PCは頑張って登場しないと一度去ったことに……(笑)。

アンネリカ

じゃあきっと看病交代して何かつまみにきたんだな私。

GM

冒険者の多くは酒を飲んだりて騒いでいるのだが、キミの目の前にいる連中は羽目を外しすぎたようで、給仕を行っていた町娘に男が絡んでいる。

給仕の娘

「や、やめてください!」

GM

その娘に手を振り払われた冒険者風の男は飲みすぎているのか、よたりとキミの座っているテーブルに足がひっかかり、テーブルごと──こけた!

冒険者の男

「な、なにしやがるんだぁ!?」

GM

頭には味噌汁(?)がかかり貝殻が乗っかっている。乗っかっている!

エルムン

味噌汁……!?

GM

それにより、かつらが、取れた!

(一同爆笑)

エルムン

あっ……。

GM

不自然なほどにぴっかりと輝く頭。

フォシア

これは大惨事。

GM

それを見た客が笑い声をあげた!! 男は怒って少女に掴みかかろうとする!

冒険者の男

「こんにゃろー! 何しやがんだてめえ!」

給仕の娘

「やあ、やめてください。だれか助けてー!!」

エルムン

(ダイスを振る)登場。「待てまてーい!」

フォシア

(ダイスを振る)同じく登場。「ら、らんぼうは、だめ、ですよー……!」給仕の子を庇おうとしながら。

アンネリカ

「こらー! 暴れちゃだめですよー!!」

冒険者の男

「ああん、やんのかごらあ!」

GM

大乱闘だ!!

エルムン

床に落ちてたおつまみのピーナッツの殻を指弾で男の顔に飛ばす。

冒険者の男

「あびゃっ!?」

マーセイディズ

参加したー!?

冒険者の男

「うるせえぶっころしてやる!!」

フォシア

「はわわわわわ……」

マーセイディズ

み、みんないけそう? お ばあちゃんいる?

GM

エキストラなので宣言だけで転がる(笑)。

マーセイディズ

だいじょうぶだね!

フォシア

ですね(笑)。

GM

男はかつらがとれたことに気付いてない! 不自然に頭の髪がずれている。

エルムン

「……!」ひらめいた顔。

フォシア

笑ってしまわないように必死で目線を逸らしている。とりあえず背中に村娘さんかばいます。

エルムン

槍をかつらにひっかけてフィッシング!

GM

すぽっ!

(一同大爆笑)

アンネリカ

なにか閃いたようなのでお任せしようと思ったら悪化させた!?

冒険者の男

「あ? お、おれの、髪が……お、おおお、おおおおおおおおおおお!? う、うわ、み、見るな。お、お前たち、見るな。俺をそんな目で、みるなああああああああああああ!!」

GM

男は逃げ出そうとするが、どうする? 酒場をめちゃくちゃに少なくともしており、キミたちの食事も、台無しにされている!

アンネリカ

ああ、じゃあ逃がすのはだめだなあ。

フォシア

フォシアは村娘さんかばえればそれで……(笑)。

アンネリカ

みぞおちにスパイラル頭突きします。

GM

ではそれで。

冒険者の男

「がくり」

エルムン

倒れた所にそっとかつらを被せ直します。

アンネリカ

「前後不覚になるくらい酔っ払っちゃだめですよ!!」

(一同爆笑)

◆Middle06◆
コーネリア

GM

登場はマーセイディズ。登場難易度は10だ。夜、宿屋のマーセの部屋をコーネリアが訪れてきた。

コーネリア

「起きてる? マーセ」

GM

寝間着姿で、彼女にしては神妙な顔をしている。

マーセイディズ

「コーネリア? 起きて大丈夫ですか?」

コーネリア

「うん」

GM

ふらり、まだ体調は優れないようだ。

コーネリア

「わたし、明日……」

GM

さあ、選択だ。連れていくか、置いていくか。最終分岐だ。

マーセイディズ

急いで抱きとめてベッドに寝かせよう。「わかってます……」連れて行くけどいいよね?

エルムン

うん。

フォシア

OKですよですよー。

アンネリカ

それが良いとおもいます。

マーセイディズ

「大丈夫、一緒にいきましょうね……その為のおばあちゃんいるんですから、ですから今日はここでおやすみなさい?」

コーネリア

「ごめん、ありがとう」

3│第一話「地底の王国」(3)

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