MIDDLE PHASE
MIDDLE PHASE
◆Middle01◆
神殿にて
登場はアンネリカ。登場したい人はシーン中に難易度7で登場判定。コントレー神殿が舞台となる。
はぁい。
調査のため、視察にやってきたアンネリカ。遺跡管理の責任者の神官がキミを迎え入れる。
「これはアンネリカ殿。遠路はるばるよくいらしてくださいました。この町はご覧のとおりいたって平和そのものですよ」
にこにこ。
一応顔見知りなのかしら。
顔見知りということで。
「遺跡探索も全くの危険がないとはいいませんが、多くの冒険者が無事生還しておられます。ただ、何分にも時間が足りないようでして、その調査結果はあまり著しくないようでしてな」
「なるほどなるほど! わかりました、それを踏まえていろいろ視察させてもらいますね!」
「ええ。そういえば、アンネリカ殿は冒険者としてもご活躍中だとか。なんでしたら遺跡探索にご自身で参加して確かめてみてはいかがでしょう? 丁度、この町には探索の為に集まった冒険者がいますし」
と。お仲間探しを薦める。……もう仲間なってるな?
「はい、そのつもりで、ちょうどよくギルド組むことができたのですよ!」これ個室で面談してるのかしら? そうじゃなかったら紹介しようかなあ。
なら神殿の……受付付近で会話していることにしようか。
ならギルメンを……登場して!
(ダイスを振る)成功。とことこ……。
(ダイスを振る)ひょこっ。成功。ほっ……。
(ダイスを振る)成功。わあい。
「おやその方々は?」
「はぁ……みなさん速い」ゆっくり追いかけてきた。
「この方々と臨時ギルドを組みました!」
「初めまして。この度、アンネリカさんと共に臨時的にギルドを組むことになりましたコーネリアです」
挨拶挨拶。
「冒険者のエルムンです!」
「マーセイディズと申します、よろしくお願いしますね」
「初めまして、フォシアです……遺跡探索に来ました……」ぺこ。
「おやおや、頼もしい限りですね」
「あの、ひとつよろしいでしょうか?」
「はい、どうしました?」
「ガラドアさん、という方に心当たりはありませんか?」
「さて、どなただったか。申し訳ありません。心当たりがありませんね」
「きゅう……」
「そうですか、ありがとうございます」
(シナリオを再確認して)
「う~ん、この探索には毎回多くの冒険者の方が来ますから、特徴がわかれば」
さ、おこちゃまーず! 特徴だ!
「書くものかしていただけませんか! 似顔絵かけます!」
「それでしたら此方をどうぞ」
さらさらさら……。
「ふむ。この方がガラドアさんでしたか」
お?
「確かに、3年前にお見掛けしましたが」
「!?」
「遺跡探索からは、戻ってきていませんね」
「……!?」
「まったく危険がない、というわけではないので、おそらく──」
これは……。
「そういえば」
とマーセとコーネリアの二人を見てから、
「お二人は、冒険者登録はしておいでですか?」
マーセしてないことになってるからな……。
引退済みだったということで。
ではそのように。
「ですが、今回は冒険者の方でないと探索の許可はできませんので、再度冒険者登録、というかたちになりますがよろしいでしょうか?」
「あ、いいえ……人探しだけのつもりでしたので……登録しましょうかコーネリア」
「うん、そうだね。お願いします」
とコーネリアが言いまして。
「では奥の方に」
でマーセとコーネリアは部屋わかれまして、簡単な身体検査。「C はい。これはどっちの方向ですか?」
「→」
「│_│ これは」とか。
「↑」
Cのうえのとかは変換できんかった。
(笑)
とまあ、そんな感じで。健康診断的なのを受けて戻ってきた。だが、コーネリアは時間がかかっているようで、暫くすると戻ってくる。
「ふぅ、冒険者って大変なのね。イロイロ調べられたわよ……ちょっと、疲れた」
どうも何か問題があったのか、マーセが受けたのとは別のものを受けていらしい。
!?
ほら、たまにあるじゃん? 健康診断とかで。
「なんだか若いときを思い出しましたね……おかえりなさいコーネリアお疲れ様、何かありました?」と撫でてあげる。
普通そんなもんなんでしたっけ? 冒険者登録前の検査とか。
少なくともアンネリカとかはそんな長時間の検査とかは受けた記憶はないね。この町独自のものかもしれない。一先ず冒険者の使徒(ヘラルド)としての証であるメダルは入手できたから、登録ができたことに間違いはない。
「うーん?」めもめも。
◆Middle02◆
体調不良
ここで【感知】難易度12の判定を全員どうぞ。
フェイト1使用。(ダイスを振る)11、惜しい。
(ダイスを振る)お、12で成功。やったぜ!! 何にだろう……わくわく。
すごい。
(ダイスを振る)7で失敗。
(ダイスを振る)10で失敗。一人気付いていればいいかなあ……。
コーネリアは熱でもあるのか、ぼ~っとしているように見えた。風邪を引いているような感じ。
「コーネリア、さん……?」(妹を思い出しつつ)「えっとその、無理してたり、してないですか……? なんか、ちょっと、ぼーっとしているように、見えるので……」
「コーネリア? どうしました?」
「……ん……? う~ん、そうかな? 疲れでもでたのかなぁ? どことなく身体も怠いし……」
さて、マーセと同行するコーネリアだがどこかぼーっとし、風邪っぽい。コーネリアは特に何もなければ常にPCに同行するけどどうする?
休養させるべきですかね………?
「宿でやすんだほうがいいかもしれない……」
「調子が悪いのであれば無理はしないほうがよいと思いますが!」
「こくこく」妹を思い浮かべてとても心配。
「冒険者は体が資本だってお父さんが言ってた!」
「でも、大丈夫、大丈夫だから」
くらっとよろけて。
「わたし、必ずいくから。ここまできて、私いかないと意味ないじゃない。おいていく、なんていわないよね?」
熱測ろうと思ってもきっと手が届かない。
「コーネリア!」と支えようとしよう。「でも………その体では………」あわわわわわわ。
「わたし、でも」
急に調子悪くなったように見受けられるのですかねこれ?
フォシア的には妹思い出して心配なので無理させたくないーー。身体調査前から? 後から急にです?
ほら、注射とかしたあと気分悪くなる人いるじゃん? そんな感じ。
なったことある。
つまり検査後から。だからおそらくそれだろうね。
うーん………うーん。最大の問題は置いていったら後から一人で来る可能性もありそうなあれ。
後から来る……それはそれで心配!!
まあ、遺跡いくとしても翌日、になるからそれまで様子見も可。ひとまず宿で誰か遺跡探索まで様子見、とかもできるよ。
では、明日まで様子見て決めるということで。
なら「とりあえず一晩様子を見ましょう! 悪化するようであれば絶対にダメですからね!」
「はい……」
「無理は……だめ、ぜったい……」
◆Middle03◆
冒険者のいる町
登場はエルムン、他の登場難易度7だ。場所は酒場。「あんた、見たところマード遺跡に挑戦する冒険者だな?」と酒場にいる冒険者が。ここではマード遺跡についての情報収集が行われる。
情報収集!
判定項目は【知力】。達成値が高いほど、情報が多く得られる。1人1回。
看病してる場合は不参加になる感じです?
基本的にコーネリアはマーセイディズに着いて来るから、宿において行くか一緒に来てもらうか登場の具合見て変更する感じで。情報足りないと思ったら一緒に登場でいいよ。
OKです、ちょっとまかせるね?
神官だし私も看病してることにしてとりあえず登場は保留しますね。
きっとこの看病の時にネリカさんと友人になった感。
(ダイスを振る)登場成功。でも【知力】は低い(笑)。
とりあえず【知力】で判定を! (ダイスを振る)5……。
あら(笑)。(キャラクターシートを確認して)カルチャーは乗りませんよね?
文化や習慣か。ある意味3年に一度っていう文化だし許可しよう。
《カルチャー:エリンディル西方》持ってます!
やったぜ!
では1D追加で振ってさっきの達成値に足して良いぞ。
(ダイスを振る)+5で10!
では私も【知力】で判定。(ダイスを振る)16……6も2個出ているのでクリティカル!
つっよ。
全部持っていきました。最大も15だからね(笑)。
やったぜ!(笑)
おーー。
開示!
なんかフォシアちゃん出目いいな!?
優秀なこたち……おばあちゃん嬉しい。
情報
マード遺跡は3年に一度、1日だけその扉が開く。遺跡の中は完全に探索されておらず、財宝が手つかずで眠っているという噂がある。尚、扉が開くのは明日。多くの冒険者が遺跡に挑み、何人も成功し、一攫千金を当てているとか。遺跡探索に参加するには神殿で冒険者登録の必要があり、最も最深部までたどり着いたものには報酬として1万Gの報酬が支払われる。3年前に一度、ガラドアという高名な冒険者が挑戦したという噂もあった──。
合流シーンとかでシーン前後したせいで……情報全部神官から聞き出しているな……? 何しに来たんだ!
(一同爆笑)
まあ情報の裏づけが先に済んでたということで……。
◆Middle04◆
神官たち
神殿の地下。秘密の会議場。人の目では全く見通せない闇の中──人の服をかろうじて纏った2匹の巨大な蟻がいる──。待って、この子《暗視》持ってないから蟻さんも全く見えない中だ!? 《暗視》持ってることにしよう……。
(一同爆笑)
えー……蟻はキチキチと尖った顎を鳴らしながら、触角と触角を合わせて会話をしている。それはとても人間には理解できないコミュニケーションだ。この2匹の会話を無理やり言葉にするならばこのようになる。
「見てください、神官長! このデータを!」
「おお、久方ぶりの適正母体じゃ」
「ええ、ここまでの適正はまさに10年に一度の逸材です」
「扉が開くのは3年ごとじゃから9年ごとじゃ。3の倍数で馬鹿になれ」
「いやです」
「そうか。これは必ず女王に献上せねば」
「然り、しかあっり!」
2匹の蟻はその後3の倍数で馬鹿になるように笑い声をあげた。