GM

キミは朧げな意識の中、声を聴いた。「レンピカよ……聞こえているか……? もしもし……わしじゃよ……」

レンピカ

「その声は……神竜様!?」

GM/神龍

「レンピカよ……お前もそろそろ独り立ちする頃合いじゃ……そこでどうだろう……広い世界を……見てみたくはないかね……? ないかね・……?」
引きこもりを追い出すドラゴンかな?

レンピカ

「うん、見てみたい!」

GM

ピュアだな。えー、やだーって言うの予想してたわ。

レンピカ

まぁ妖精だし有りでね?

GM/神龍

「では……レンピカ………世界へ生まれなさい……」機械妖精として今からキミは産声を上げるのだ。

レンピカ

おぎゃあ。

GM

おぎゃあ。目覚めるとそこは寂れた場所。目の前に君の、いうなれば卵の殻の中みたいなところである戦車。

レンピカ

 戦 車 

GM

もっと言えば君の実家。

レンピカ

「ここが世界……?」

GM

を勝手にいじくりまわす人物を発見した。

コルト

妖精って卵生でいいのか……?

GM

例えね例え例え。無性生殖(多分)。

コルト

そうかそうか。

GM

ゴジラみたいなもん(?)

レンピカ

多分世界樹の雫とかなんかそういうファンタジックなものから生まれる。

GM

そうそう。で、生まれたらコルトがいた。コルトはまだ、気付いてないか。ECO的に言うと戦車に憑依落ちしてるかんじで。

レンピカ

「あれ? 君は誰だい?」

コルト

「……え? キミは……誰?」いつのまにか背後にいたので臨戦態勢。

レンピカ

「質問に質問で返すのはよくないよー。僕はレンピカ。この戦車に憑いていた妖精だよ!」

コルト

「妖精? 憑いていた? ……私は、コルト。冒険者よ」

GM

レムレスみたいな憑依してんなよくかんがえたら。

レンピカ

それな。

コルト

「妖精なんて、この世界に存在したのね……流石、迷宮と言うべき?」

レンピカ

「ねぇ、僕この世界に生まれたばっかりで何もしらないからさ、君についていってもいいかな?」

コルト

「……まぁ、いいか。敵じゃなさそうだし」

GM

レンピカが仲間になった▼
戦車の具体的な操作方法をレンピカは知っている。操作方法のチュートリアル始まる奴だこれ。

レンピカ

「あ、そうだ! 君さっき戦車操縦しようとしてたよね? 僕が教えてあげようか?」

GM

Aボタンを押すと~みたいな感じでしょぴぃ知ってる。

コルト

「え……えぇ。お願いするわ」

レンピカ

「〇ボタンがアクセル、×ボタンがブレーキ、□ボタンで降りれるよ!弾があればL2でロックしてから△ボタンで発射できるんだ!」

コルト

どこの戦車ゲー……「……どういうことなの……」

レンピカ

方向転換は右スティックな。

コルト

戦ヴァルかな?

GM

微妙に操作し辛いやつ。ではコルト、戦車を進ませる? 動力源はレンピカの生命力だ。寿命が1h動かすごとに1秒減る。

コルト

「とりあえず、動かせるのはわかったし、行きましょうか」進める。

GM

レンピカの生命力が吸われていく……

コルト

そも、妖精の寿命とは。

レンピカ

:なんだっていい、戦車を動かすチャンスだ!!!

GM

0になるとニートになる。
さて、動き進み行くと濃い霧が出る。

コルト

「……濃霧が」

GM

濃霧の中さらに進むと今度は暗闇だ。真っ暗だ。何も見えない。

レンピカ

「真っ暗になっちゃったね……」

コルト

「壁とかなきゃいいけど」

レンピカ

壁に当たった時にショック! とか書かれてPTに小ダメージ。序盤一部のキャラが即死。

GM

照明だそう……はっ、この戦車、照明が出せない……? とまあ暗闇を進むと雪の降る大地に出た。さらに進むと遂に町が見えて来るけど、見覚えのない場所だった──ってところでちょいシーン切り替えておk?(巻いた)

コルト

おお。

GM

町つくまでで1話分セッションできちゃう(笑)では、次はシシガミのシーンだ。

OPENINGPHASE02「機械妖精の目覚め」

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