朝目が覚めた時、僕の口の中に収められていたふわふわで甘いパン。
もとい、パンツ。
パンツは噛めば噛むほど香りを増し、食欲を煽ってくる中毒性。
朝目が覚めた時、僕の口の中に収められていたふわふわで甘いパン。
もとい、パンツ。
パンツは噛めば噛むほど香りを増し、食欲を煽ってくる中毒性。
朝パンツ最高……!!
あっという間にパンツを完食し、部屋を出ると目の前に広がるパンツ畑。
パンツが僕を呼んでいる……。
ああ、女の子の脱ぎたておパンツ最高……。
パンツに身を任せ、僕はダイブした。
パンツ、パンツ、パンツ……。
パンツだいしゅき……。
パンツ……パンツ……
……こいつ、大丈夫か?
絶対大丈夫じゃないよな
とりあえず運んできた保健室で、パンツパンツ連呼する謎の少年。和田守男。
キモくて引いてしまった。
こいつ、目を覚ますのか?
気持良さそうに寝すぎてて、起きる気配ないぞ
永眠か……
………
………
………
三人の視線が一斉に延彦へ飛んだ。
………俺が悪いのかよ!?
そりゃね、俺達なにもしてないもん。
3対1で罪のなすりつけ合いを繰り広げるが、延彦は一切自分の罪を認めようとしなかった。
パン……あれ、ここは……ツ
そんなくだらない言い合いは無駄な様だった。
気づけば口論の元凶だったパンツ君が目を覚ましたのだ。
ああ、もうこれで解決でいいかな………。