レジーナ

誤報ではあるまいな!

張りのある声に側近は息を止めた。





伝令は姿勢を正すのと同時に

その圧に押され

上半身が自然に仰け反った。

伝令兵

間違いございません。
複数の者が確認しております。

レジーナ

ギュダ!

ギュダ

ハッ。

レジーナ

速やかに兵を集めろ、出立だ。
私はアイヅガルド王に
急ぎ謁見してくる。

ギュダ

何事ですか、姫。

レジーナ

祖国が…………
イシュトベルトが陥落した。

ギュダ

!!

レジーナが側近のギュダに伝えたのは

祖国イシュトベルトが

侵略にあった事実だった。





隣国アイヅガルドに訪れていた時の伝令。

父である王の安否は不明。

何も分からない現状。

しかし、

そんな状況を悲観したり

憶測を並べるレジーナではなかった。

ギュダ

馬鹿な……。

ギュダ

それで姫はアイヅガルド王に
別れの挨拶ですか?

レジーナ

そうだ。

姫に質問を投げかけながら、

ギュダは部下に合図を送る。

兵士を集める指示を直ぐに発したのだ。



レジーナも手早く身支度をしながら

その質問に答える。

ギュダ

他に用件は……

レジーナ

無論、
兵を少し借りるだけだ。

ギュダ

まさか……

レジーナ

ふむ、腕がなっておる。

ギュダ

な、なりませぬ!!
相手は賊などの小者では
御座いません。
おそらくは大陸一の軍国
ナバールの軍勢。
それにアイヅガルドも
大軍を預け……

レジーナ

久し振りの戦場だな。

ギュダ

ひ、姫!!
お聞きを!
お待ち下さいーーー!

 

【レジーナ姫の突撃指令】

~イシュトベルト奪還~

アイヅガルド王に謁見したレジーナは、

僅かな時間でギュダの元に戻ってきていた。



既にアイヅガルドでも

イシュトベルト陥落の知らせは届いており、

どのような形であれ

祖国が何者かに奪われた情報は

間違いなさそうだ。

ギュダ

それで無謀にも手勢で
反撃する者に、
兵を貸すと
返事を頂けたのですか。

レジーナ

無論だ。
兵どころか
かの猛将ガンツまでも
よこしてくれるそうだ。

ギュダ

ガンツですと?
あのガンツ=スリンガーですか?

レジーナ

そうだ心強かろう。

ギュダ

ただの厄介払いではないですか。
私の心労が倍増しただけです。

レジーナ

よし、もう城門に来る頃だ。
行くぞ、ギュダ。

ギュダ

不吉な予感が胸の内に
纏わりついているのですが……。

レジーナ

何だ?
予感なぞを信じておるのか?
そんなものは
何の役にも立たんぞ。
そこの魚にでも
食わしてやるがよい。

ギュダ

そのように
先を考えない所が
私を不安にさせるのです。

レジーナ

はっはっは。
元気ではないか、行くぞ。

レジーナは満面の笑みをギュダに放ち、

城門に続く道に足を向けた。



ギュダは既に疲れの色をあらわしながらも、

レジーナの後を追い掛けた。

初めにこの物語をお読み頂き
ありがとうございます。

この物語は

【読者参加型】です。

祖国を取り戻す為に
反撃の狼煙を挙げた
レジーナ姫。
無茶苦茶に突撃する
姫を守る為に
読者が兵士となり
劣勢の戦局を覆す物語です。


具体的には
物語上で語られる状況から、
適切だと思える
行動を選択し
コメントするだけです。


選択肢には内部判定があり
(後日公開予定なので不正不可)
それにより戦況が変化します。
数値は物語に出ませんが

「もう食料がありません!」

など、ピンチが伝わる表記が
随所に散りばめられています。



選択肢の中には
通常の判定以外に
『戦死』と『大活躍』
が設定されており
『戦死』は文字通り死亡。
(次回からも参加して頂けるなら新しい兵士で参加)
累計二回以上の『大活躍』は
名前付きで
物語に表記されます。

三回目四回目……と
活躍をし続ければ
姫の側近の将軍になるのも
夢ではありません。



参加者全員が味方なので
味方の動きも考慮して
戦局を切り開いてください。

途中参戦ももちろん
O.K.なので
気軽に参加して頂ければ
幸いです。





レジーナ姫を影から支える
祖国奪還の力添えを
心よりお待ちしております。

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