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クルナ〜レヴス間
荒地上空
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クルナ〜レヴス間
荒地上空
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ギーズだってぇ?
そんな怖い顔しないでよ、ポメラ。
何はともあれ、ギーズのお陰で助かったのは確かだ。礼を言おう。
ありがとう。
ふん!
ポメラはなんか
機嫌が悪そうだね
俺はオマエのこと許してないからな!
顔見知りのようなギーズさん。
でも、なにやら険悪なムードです。
懐古的な憤り
オマエ、覚えてるか?
アインスタークを倒した時の事を……。
ああ、もちろんさ。
あの時はホント大変だったねぇ。
他人事みたいに言いやがって……。
アインスタークを討伐した直後、
オマエ、真っ先に帰りやがったろ!
そりゃあ、僕にも事情があってね。
早く帰らなきゃいけなかったんだ。
アインスタークと最後の死闘をしたんだぞ!?
魔力も体力も尽きた所に
そんな事するやつあるか!
オマエのスクワイアで
そろって帰還するはずだったのに……
雪山の山中に取り残されて死ぬかと思ったぞ。
え、でも代わりにスノウブーツスネイルを置いていったじゃない。
スノーブーツスネイル
これを履けば、どんな雪山も
あっという間に勝手に降りてくれるって
教えたでしょ。
……いや、あれは……その……。
……ぷっ
俺がくすぐったくて履けなかったんだ!
ブーツの中で軟体動物がねちょねちょ動いてさ……
あー……そうだったね。
ポメラはくすぐったいのダメだったね。
ゴメンゴメン。
我らだけであったら、スノウスネイルに任せて下山できたものを……。
ポメラの皮膚は厚いのに、難儀じゃのう。
うるせぇ!
……だが
そうは言っても、ギーズの行動は褒められた行動ではない。
ポメラが未だに怒るのも仕方あるまい。
……そうだね。
僕が悪かったよ。
ゴメン、ポメラ、ソルフェ。
そう言いながら
ギーズさんはペコリと頭を下げました。
それを見たポメラさん。
言い返す言葉もなくなってしまいました。
……。
で、今はなぜこの地におるのじゃ?
ああ、それなら……。
君たちが新たな魔王の討伐に出た、と風のうわさで聞いてね。
僕も力になれないかと思ってね。
で、人々に消息を聞きながら
ここまで追いかけてみたら。
なんかジェリークラスタに
苦戦してるじゃない。
くぅ……
嫌なところを見られたぜ。
どう?
また僕も入れてくれない?
パーティーに策士は必要だよ?
全部戦ってたらキリがないしね。
言ってくれるのう……。
でも、召喚士は足りてるからなぁ。
え?召喚士って?
ポメラが召喚士になったの?
ちがうわ!
じゃあ、ソルフェ?
いや、今ここにいない
パーティリーダーが召喚士なのだ。
ふーん。
じゃあ、その娘がいない間くらいは
力になれるでしょ!
ま、まぁそうだな……。
はい、決まりー!
じゃあ、このまま
アインスターク城まで
ひとっ飛びだ!
まあ、楽でいいか。
…………どういう事だ?
半ば強引にパーティーに入ったギーズさん。
果たして、
旧アインスターク城強襲作戦は
うまくいくのでしょうか?
つづく
【勇者勇の装備】
レベル :18
めいせい :191
ぶき :新品の短剣
よろい :鋼鉄のよろい
かぶと :銀の額当て
たて :なし
どうぐ :野ばらのペンダント
焼豚×2
焼きとり×2
霊薬草×5
淡水ザメの煮凝り
淡水ザメの骨
淡水ザメの牙
黒王の羽
いつもの額当て
王の冠
カジノコイン×2560
緋糸手句の防寒具
なかま :泉守ダイ
もふもふ
とくぎ :ファイアブレス
トキシックブレス
釣り
カン
介抱
じょうたい:消えた思い出
【シーラの装備】
レベル :11
めいせい :230
ぶき :いつもの本
よろい :いつもの服
かぶと :いつもの飾り
たて :なし
どうぐ :やくそう×94
イーサ薬×9
乗船券×4
おみやげ×99
ガラスの破片
なかま :コボルト
とくぎ :しょうかん
値切り
冷やかし
虫の知らせ
ディゾネの思い出
じょうたい:パーティー離脱、疲労(?)