あらすじ
昼は学生、夜は怪盗の二重生活を送るサヴァランは、今日も今日とて大成功に終わった自分の『怪盗ごっこ』に大満足していた。しかしその帰り道、自分の正体を知る謎の青年に遭遇し…。
誰がなんと言おうとこの作品はコメディだ!!なんと言われようとな!!!!

サヴァラン=ブリュレ
昼は学生、夜は怪盗キャラメリゼとして人生を謳歌している残念系イケメン。大好きなベルリーナ嬢のためならたとえ火の中水の中。ストーカーだってお手の物。とある没落貴族の末裔に『遺産を取り戻してほしい』と依頼されるが果たして…?

ファウスト=ゲーテ
没落貴族ゲーテ家の末裔。ミステリアスな雰囲気を纏う青年。神からのお告げで、世界中に散らばったゲーテ家の遺産を取り戻すべく、キャラメリゼに協力を仰ぐ。甘いものが好きで、お使いと称しキャラメリゼをパシリに使うこともしばしば。

ベルリーナ=スノーボール
スノーボール家の令嬢。普段は社会勉強のために身分を偽り、普通の少女『リーナ=アラモード』として公立校に通っている。キャラメリゼの正体を知っており、彼の活躍を一種の戯曲感覚で楽しんでいる。サヴァランからの熱烈なアプローチにはうんざりしている模様。

アマンド=ショコラ
サヴァラン、ベルリーナと同じ高校に通う少女。少し前までサヴァランにゾッコンな様子だったが、ある日を境にその気持ちは息を潜めている。新たに気になる人が出来たようだ。ベルリーナとは親友同士。

ブレッド=シュトーレン
怪盗キャラメリゼを追う刑事。仕事第一の立派な社畜人間だが、休暇はしっかり家族サービスをするいい父親。以前にも増してキャラメリゼの活動が活発に行われていることに疑問を抱いている。

五里 霧中(いさと むちう)
日本から派遣された探偵。鋭い観察眼を持ち、キャラメリゼの犯行を阻止しようと活躍……する訳ではなく、我が物顔で現場指揮を執り始める。そのため周りからいい顔はされない。ただ、実力は確か。

一日 千秋(ついたち ちあき)
霧中の助手。少年のような見た目をしているが、れっきとした少女である。外国語が堪能で、今回は通訳としてついてきたとも言う。探偵3人組の中で1番常識人。

百戦 錬磨(ももいぐさ れんま)
日本から派遣された探偵。そのうちの戦闘要員。本当なら彼1人の派遣で十分だったのだが、ストッパーがいないと如何せん不安なので霧中と千秋がついてきた。日本武道は大方マスターしている。

朔良(サクラ)
ファウストの養子。シオとは兄弟の間柄。心理戦が得意で、キャラメリゼが潜入する際偶に手伝ったりする。優しく、慈悲深い性格。作戦の成功より、本人たちの無事を願う。怪盗にちょっとあこがれを持っていた。過去形。

芝桜(シオ)
ファウストの養子。サクラとは兄弟の間柄。機械関係に強い。メカニックであり、ハッカーの顔も持つ。人の話を長々と聞くのは苦手。短期で考えずにすぐ実行型の人間。作戦成功のためなら犠牲は惜しまない。なるべく出したくないが…。

怪盗 世界継承(ワールドリンク)
日本を中心に活躍する怪盗。宝石を中心に狙っており、盗んでは元に戻すを繰り返していて、本当の目的は誰にもわからない。探偵三人衆は、彼を追ってフランスに渡航してきた。シスコン。

『甘い現実にビターな刺激を
君のハートを戴きます』

怪盗キャラメリゼとカミの遺産

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