あれから何年経ったのだろうか。
外の世界がわからない以上、朝も夜もないこの世界
一体世界はどうなってしまったのだろう・・・
みんなは元気なのかなぁ・・・
ううん、きっとだいじょうぶだ。
だって・・・彼は・・・
あれから何年経ったのだろうか。
外の世界がわからない以上、朝も夜もないこの世界
一体世界はどうなってしまったのだろう・・・
みんなは元気なのかなぁ・・・
ううん、きっとだいじょうぶだ。
だって・・・彼は・・・
あれから世界は400年が経ち、平和と呼ばれました。
魔族も大陸から去り、人間たちは繁栄していきました。
しかし、平和になったことで、人間たちは争うようになり・・・
結果、世界は再び戦火に包まれました。
さて、どこ行こうか?ハルキ
とりまご飯かなー
もう一時だし。
あーうん、遅刻してごめんなさい。
じゃぁ奢りで!!
コスパ重視でな!!
彼女の名前はハルキ。陽稀と書いてハルキだ。
名前だけだと男のようで、それはそれで俺は助かる。
よくできた男の娘のようになるので・・・まぁ、言い訳はし易い。
ところでキヨはなんで美術館に行こうと思ったわけ?
そういうの興味なかったじゃん。
キヨ・・・つまり俺だが
キヨヒコという名前なのだが、ハルキはこんなふうに縮めて呼ぶ。
「だって、面倒じゃん?」
とのこと・・・
うん?まぁ・・・ちょっと気になるものがあってさ。
ほら、これだよ。
そう言って、一枚のチラシを差し出した
・・・悪魔の棺・・・?
あぁ、最近作ってる小物の良い参考になりそうだからな。
ゴシック系の小物ってなかなかないんだよな。
だからって私を誘うのかよ。
もっと似合いの相手がいるでしょ?
メブキとかさ。
声をかけるだけで最難関だっての。
ハルキのほうが話しやすくて楽だもんな。
さっすが意気地なしくん。
仕方ないなぁ。本当に・・・
うるせぇ・・・
やっぱりすごいよな。ここって・・・
元々は教会だったんだって
旧世紀時代の大きな戦争時には”敵国の街”だったらしいよ。
妙に詳しいな。
どっかに書いてあったのか?
さっきそこの人が言ってたんだけ――あれ?どこいったのかな。
まぁ、こんなに人がいるしな。
また会えるだろ。多分