あらすじ







地球に帰りたいと願うマチちゃんのために、この世界と地球を行き来できるという『妖精石』を探しに来た俺達。






その課程で俺は『虚無の力』という能力を手に入れた。





だがこの世界の王『ノア』は、妖精石では地球に帰る事はできないと言う。







妖精石はあくまで『妖精専用』であり、人間の俺達が使用しても意味が無いのだ。



















あらすじ終わり




















ノト(ユウキ)

あー綺麗だなー夜空……

マチ

……

ノト(ユウキ)

でもマチちゃんの方が綺麗だよ!

マチ

はい……

ノト(ユウキ)

ま……まあ落ち込むなって! まだきっと手はあるさ!

マチ

そうですね……














大変だ!



マチちゃんがひどく落ち込んでいる!!!




何か面白い事を言って……















ノト(ユウキ)

俺のターン!

マチ

!? いきなりどうしました……?

ノト(ユウキ)

あれ? 知らない? 地球で放送してたアニメの主人公がよく使う台詞で……

マチ

さぁ……、私そういうの疎いので

ノト(ユウキ)

じゃあこれは!?

ノト(ユウキ)

テレレレッテテテ! テッテレテッテ テッテッテー!!!

マチ

クスッ

ノト(ユウキ)

きたきた

マチ

何ですかそれ!

ノト(ユウキ)

俺の好きなテレビゲームの音楽!

マチ

分かりませんよ~そんなの!

ノト(ユウキ)

……

















俺達がなぜ、こんな夜空の下で二人きりなのかというと……





妖精山で手に入れた妖精石が、全く意味の無い物と判明し、俺達は元いた村まで戻ることにした。






今はその道中である。







プリス姫とノア王は、しばらく妖精王の元に残ると言っていた。














ノト(ユウキ)

マチちゃん

マチ

はい、何ですか?





















俺は前から気になっていた事をマチちゃんに聞いてみた。



















ノト(ユウキ)

俺らって……、地球で会ったことない?

マチ

えっ……!

ノト(ユウキ)

実はこの世界に来たばかりの時にさ! 夢で君を見た気がするんだよなぁ……!

ノト(ユウキ)

確か第二章くらいで

マチ

第二章……?

ノト(ユウキ)

あーいや、こっちの話

ノト(ユウキ)

どうかな? 当たってる?

マチ

……

マチ

少しだけ、思い出を語らせてください……

ノト(ユウキ)

いいよ! 回想ってやつだね

マチ

さっきから何を言っているんですか?

ノト(ユウキ)

何でもないよ、続けてくれ












































~七年前~














竹内 真千

えーっと、竹内真千(たけうちまち)です……、よろしくお願いします!

先生

今日からこの五年A組の仲間になる竹内さんだ! みんな仲良くしてくれよ!

















「はーい!」
















くっそ可愛いじゃん!

































第十一章 終















第十一章『空前絶後のぉ!!! 超絶d』

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