.......もっと一緒にいたかった。


君は、死ぬにはまだ若いじゃないか。































...神様は、不公平だ。


犯罪者とかは死なないくせに、君みたいないい人ばかり消えていく。






君が好いていた神様はこんなにも不公平な人だったのだよって、

だから君が神を好いていた分を僕にまわして愛してくれないかなんて、















...言いたいけど、もう聞く君がいないよ。































































...もう、暗くなってきたよ。



夜は少し肌寒いなぁ。



薄着で来たの、失敗だったかなぁ。





































...顔が、冷たいんだよ。


目尻だけは熱くて、頬が濡れてるんだ。




可笑しいなぁ。雨はもう、止んだはずなのに。
















































...止まらないんだ。


どれだけ拭っても、どれだけ堪えても。






...止まらないんだよ。



...止め方、忘れちゃった。



ねえ、僕な止め方を教えにきてよ。






























...君がいないと、止まらないんだ。
































































一日目、にさ。


話したこと、覚えてる?







ねえ、もし、もしだよ。


このまま僕がここで死んだら、


君を思ったまま、ここで死んだら、



転生して、君にまた会えるのかな、なんて。




そうしたら、幸せだろうなぁ。

































...そうできたら、どんなに幸せだっただろう。





















































...ああ、もう月があんなにも高い。





...そろそろ、いかなくては。


































...ああ、今日の花はね、アイビーとシオンとスイセン。






...最後の日、なんだ。




少しぐらい、豪華でもいいだろう?



























































...星が綺麗ですねって、


...辺りがやけに静かですねって、




君が僕に言った言葉は、どういう意味だったんだい?って、









...もう、聞けないじゃないか。































...もし、


もし、その言葉を僕がいいように解釈していいのなら、、










僕は_______




















































...なんて、ね。














...ねえ、






























































...月は綺麗だけど、もう、遠いよ。




















































end...?

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