＊　＊　＊
城塞都市ツギノ
＊　＊　＊

街の中心部へ向かう勇者様とダイさん。


しかし、往来には剣を携えた兵士がたくさん。






この厳重な警備体制は


領主ハンマ邸で盗まれたという何かに


関係があるのでしょうか。

勇者様はこれまでの情報の無さから、


一抹の不安を覚えます。







ふと勇者様は、


昼間からお酒を飲みすぎて


道端に倒れ込んでいるおじさんを見つけます。

おじさんを心配した勇者様は



ダイさんが止めるのも構わず



おじさんに駆け寄ります。

失意の技師

お酒を要求して暴れまわるおじさんの


凶暴な拳が飛んできます。


これでは手がつけられません。






すると、ダイさんが勇者様に話しかけます。

　と、頷くダイさん。

ふぅ、とため息をつきつつ、


ダイさんは話を続けます。

ラムディッシュさんの顔色が


みるみる青白くなります。

今にも吐きそうなラムディシュさんと


それを介抱している勇者様達を


衛士らが睨みつけます。






こんなところで吐いてしまった日には


こっぴどく怒られるに違いありません。

そう言いながら、


ラムディッシュさんに肩を貸す勇者様。

そう言いながらダイさんも


反対側からラムディッシュさんに肩を貸します。









勇者様たちは


フラフラとその場をあとにしました。

通りを外れてしばらく歩くと、


人通りもない大木の下へと着きました。









その時です。

ラムディッシュさんは


せき止めきれなかったモノを、


木の根元に勢い良くぶちまけました。

ダイさんは近くの酒場で貰った水を


ラムディッシュさんに飲ませます。

ラムディッシュさんは


絞り出すように苦しそうな声で


心情を吐露します。

憤るダイさんに、


勇者様は首を横に振りそれを諌めます。







しかし、

酔っ払って視点の定まっていなかった


ラムディッシュさん。





次第にはっきりする視界に、


目の前の人物を


見たことがある事に気づきます。

ラムディッシュさんは


どうやら勇者様を知っているようです。








果たして、勇者様とは


どういう関係なのでしょうか？

つづく

【勇者勇の装備】
レベル　　：18
めいせい　：186
ぶき　　　：なし
よろい　　：なし
かぶと　　：銀の額当て
たて　　　：なし
どうぐ　　：野ばらのペンダント
　　　　　　焼豚×2
　　　　　　焼きとり×2
　　　　　　霊薬草×5
　　　　　　淡水ザメの煮凝り
　　　　　　淡水ザメの骨
　　　　　　淡水ザメの牙
　　　　　　黒王の羽
なかま　　：泉守ダイ
　　　　　　もふもふ
とくぎ　　：ファイアブレス
　　　　　　トキシックブレス
　　　　　　釣り
　　　　　　カン
　　　　　　介抱
じょうたい：カジノ破壊の容疑者、軽装

あずかりじょ：
　　　　　　新品の短剣
　　　　　　鋼鉄のよろい
　　　　　　いつもの額当て
　　　　　　王の冠
　　　　　　カジノコイン×2560

【シーラの装備】
レベル　　：11
めいせい　：230
ぶき　　　：いつもの本
よろい　　：いつもの服
かぶと　　：いつもの飾り
たて　　　：なし
どうぐ　　：やくそう×94
　　　　　　イーサ薬×9
　　　　　　乗船券×4
　　　　　　おみやげ×99
　　　　　　ガラスの破片
なかま　　：戦士ポメラ
　　　　　　大魔導ソルフェージュ
　　　　　　コボルト
とくぎ　　：しょうかん
　　　　　　値切り
　　　　　　冷やかし
　　　　　　虫の知らせ
　　　　　　ディゾネの思い出
じょうたい：パーティーリーダー