一仕事終えたアルバイトの作者は、仕事場からの帰宅準備をしている最中だった。
ふー、今日も働いたなあ
一仕事終えたアルバイトの作者は、仕事場からの帰宅準備をしている最中だった。
おっ、メールだ。なになに?
何気なくメールを開く作者。
しかしその顔は一瞬で曇ったのだった。
ま、マジかぁ……
そのメールには―――
【重要】『ストリエ』サービス終了のおしらせ
そう書いてあった。
うわー、なんかエクスポート機能追加されたり、噂はあったりしたがマジだったかあ……
ツイッターも驚き困惑で満ちてたり満ちてなかったり
続かなかったかあ……残念だ
作者も一利用者としてサイトが好きだったため、この知らせは悲しかったようである。
もっとメジャーなサイトになってれば
あ、ボク? βからやってるんですよ。
なんていうか、古参みたいな?
みたいに言えたのに!
ただの自己顕示欲の塊である。
しかし約1ヶ月か。
思った以上に急だなあ
他の皆さんは移転先とか考えてるけど、オレはどうするかなー
とりあえず連載作は終わらせていかなきゃな
10月3日の時点で、連載作を7本もためていたツケが返ってきたのであった。
終わるか? 無理じゃね?
作者の中では既に試合終了のようである。
しかし、今の作者はそこで終わりではなかった。
いや!
やれるだけやってみよう
完全に演出だがもやもやが晴れ、立ち上がる作者。
ストリエで始めたんだ。
ストリエの中で完結させないとかわいそうじゃないか
完結を放置していた人間とは思えない開き直りである。
そもそもストリエなくなったら創作続けるかもわからないんだ。ここでやらなきゃ永遠に無に葬られる
オレはやる! 今回はマジだ!
約一年前にも連載作を終わらせるため、同じようなセリフを言っていたが、今回は熱量が違った。
こうして、作者の無謀なチャレンジが始まったのだった。
つづく