この話は既に終わった、
「あの昔話をサクッと自分流にするキャンペーン」
が始まった時の話をしています。

また、むっさんの「ヅラ魔王」
という作品を読むと、
より楽しめるかもしれません。

4/15 3時頃

真夜中に風呂に入っている不健全な作者は、始まったばかりの昔話キャンペーンについて考えていた。

はあ~、どうすっかなあ

とりあえず前に考えた浦島太郎と一寸法師の掛け合わせはルール的にどうなんだろうな

現在、その話は完全に構想も忘れている。

うーん、昔話ねえ

とりあえずページにあったインポート機能は使っていきたいな

なんとなく書きやすそうなのはかちかち山だよな

ルール的に微妙な気もするけど、演劇って形でやってみようかな

キャラは面倒だから人狼のやつらを使おう

安定の面倒くささを発動している。

あとはー、さるカニ合戦も書きやすそうだな

あれは基本的にバイオレンスな話だから擬人化だけである程度面白くなりそう

その作品はキャンペーン終了後も一文字も進行されずにいる。

でもこれらだけだと昔話そのままなぞるだけになるんだよな……

なんかしらオリジナリティのありそうな話も書きたいよなあ

うーん……なにかいい昔話はないか……ないか……

!? 今何かが……

そうだ、あの魔王を使って傘地蔵をやろう

意味不明である。

思いついたらすぐに行動だ!
さっそく書くぜ!

おーし!早速書くぜ傘魔王!

ん?

あっ、ハゲのほうはストリエに投稿されてなかったのか……

えー、どうしよう……
これは書きたいなあ……

そして作者はストリエの神ことパクリbot様に依頼し、自立金髪ツインテールハゲ裸男を投稿してもらった。

本当にありがとうございました!!!

よしっ、ひとまず連絡の返事をいただくまでは別のやつ書いてるかな

翌々日

すげー、仕事はえー

表情差分などの希望まで聞いてくれた神様は、翌日には投稿を完了してくれていた。

うおし!
神様のお手を煩わせたんだ!
気合入れて書くぞ!

しかし書こうとしてる話はバカ極振りである。

んー、傘の素材はなかったしさすがにそこまでは頼めなかったから魔王とハゲで差分っぽくするかな

となると傘魔王じゃなくてヅラ魔王?

タイトルで既に落ちている気がするのは気のせいだろうか。

これ絶対元ネタわからないだろ……

ま、いいか うっし書くぞー!

読者への配慮を欠片も感じさせないまま、作者はだらだらと書き始めた。

うわぁ、えらい落ちが投げやりになった……

書き終わった作品を確認しながら、困惑している作者がいる。

オチとかなにも考えず書き始めたからな……

割といつもそうだと思うのは私だけだろうか。

よしよし、気にせず投稿!

こうしてまた作者の出落ち作品が投稿されたのだった。

後日

まさかの優秀作品とは……

作者のもとには記念品が届いていた。

これはオレの存在がストリエに認められたと考えていいわけだな!

こうして連載作を放置している作者は調子に乗りはじめたのであった。

魔王の髪がなくなるまで

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