東條 夕日

くっ!! パスワードの方は、あいつの好物が鍵という事で、お使いの際に使った298円より、「298」で間違いないだろう。だが、肝心のロッカーがどれかが全く分からんッ!

時間は十分ほど経っていた。もう一度、受け取った一枚の紙を開く。

おすし=10
てんぷら=15
金髪軍人=29
とあるミス研の活動=?

何もしないと落ち着かないので、取り敢えず勝手に法則を推測し、手当たり次第にロッカーを開けていく。

東條 夕日

このままじゃ埒が明かないな。各文字を携帯電話で打つ回数は・・・39.取り敢えず開けてみよう

言って、39の番号があるロッカーを指定し、「298」と打つ。

東條 夕日

何も起きないな。奴の好物がポ◯キーという事で、念のため「111」といれてみるか

東條 夕日

やはり駄目か・・・

とあるミス研の活動=
39(話)!

東條 夕日

何だ? どこからか不思議な声が。何の事かは分からないがそれはないな。39のロッカーはたった今調べたんだから。・・・は!? 解った! 47だ!!

当然・・・そんな適当なことで開くわけがなかった。

東條 夕日

よし。冷静になって考えよう。最初と最後の文字を続けて読んでみるか・・・とあるミス研の活動→と動→とどう→都道府県! そうか都道府県か!! ならばこれで・・・どうするんだ?

どうやらこの考えも違うようだ。

東條 夕日

こうなったら。最終手段だ。「あ。こんなところにとっても美味しいチョコレーt

チョコレート!? どこでありますか!? その素敵な食べ物はどこにあるのですか!?

東條 夕日

いてっ! まあ予想通りに来たな。おい、お前。このチョコをやるから他にヒントがあれば教えてくれ

ヒントでありますか?(もぐもぐもぐ)

東條 夕日

いつの間に...ほら、食べたんだから教えろ!

見てるだけでお前に何が分かる? 
そこで戦っている戦士たちが、何を想っているのか貴様に分かるのか!? 
動け。触れろ! 
感じるんだっ!!

東條 夕日

お、おう...何か迫力が凄いが。なるほど、助かったよ

気付けば彼女の姿は何処かへ消えていた。

もちろん。高級チョコレートと共に。

東條 夕日

兎に角、そろそろ正解を見つけないとやばいな

そう言って再び、百ものロッカーを前に奮闘する。

* * * * *

こんにちは。ご覧頂きありがとうございます。

最近失敗話をしてないなあと思い、初めのころはやっていた読者さんの意見を使って、久し振りに物語を作りました。

同時に、ヒントも挙げましたので、どうぞ見て下さい。(きちんとヒントになっているかは、彼女の腕次第という事で・・・)

それでは、今回はこの辺りで失礼します
(*- -)(*_ _)ペコリ

40.チョコレートを巡る駆け引き

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