佐藤

よう、スナイパー
運でここまではこれたぞ?

アンタなかなか、ぶっ飛んだ奴だな、、、

佐藤

仕事柄な
もうちょっと落ち着いた奴かと思ったが予想より、、

若かったって?

佐藤

ああ、、
だが命を狙われた以上
はい、さようならとはいかない
覚悟出来てるな?

まぁ、ここまで来られたんじゃ、、、
この距離ならハズす訳はないけど、アンタの方が打つのは早そうだし、、

佐藤

、、、、
お前は上野議員に雇われたのか?

いや、上野議員の側にいる人の部下だ

佐藤

例の手を叩く奴か?

そこまで知ってるのか
もちろん、俺達はあの人の部下だからな、何も教える気はない

佐藤

俺達?

お前、ここに来る途中にガタイのいい奴に会ったろ?あいつだよ
アンタの相方に腕を折られたからな
さっき殺した

佐藤

鈴木は無事みたいだな、、、
そいつ仲間だったんじゃないのか?

仲間だからだよ
結局仕事が出来なくなったら殺されるからな、あの人に、、、可哀相だろ、無惨に殺されるのは、、、
だから俺が殺った

佐藤

ふざけた上司だな、そいつ

それでも上司だ
拾われた恩があるからな
さて、殺るなら殺ってくれ、、

佐藤

義理に厚い奴だ
悪く思うなよ

スナイパーに銃を向ける佐藤

なんだかんだ、ホッとしてる
死ぬ事が、、、
やっと色々考えなくて済む、、、
お前にわかるか?この安心感が

佐藤

知るか、、
じゃあな

銃声と共にスナイパーは頭から血を流し倒れた

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