アリサ

佐藤さん、鈴木さんこっちよ!

佐藤

これ以上相手が数で押して来たら体力が持たないからな、、

鈴木

そうですね!ん、、、?

三人の前に立ちはだかる人影

佐藤

誰だ?

止まれ、、、貴様ら
上野議員の所にはいかせん、、、
死んでもらう、、

身長の高いガタイのいい男が立ち塞がっていた

佐藤

一筋縄じゃいかないような奴が出てきたな

鈴木

ふぅー、、、
さて、僕がやってみますかね

お前のような華奢な奴が俺の相手か?

鈴木

えぇ、見た感じ僕と同じ、、、
ですよね?手ブラだし、、

フン、、まぁ、、、武器が好きじゃなくてな
ずっとこれで生きてきた

男は鈴木に拳を向ける

佐藤

鈴木、、大丈夫か?

鈴木

やってみなきゃなんともですよ?

まぁそんなに時間はとらせない

男は凄まじい早さで鈴木の懐に入り込みボディに打ち込むが手で受ける鈴木だった
体は宙に浮いていた

鈴木

がッ、、、!
やりますね、、、

鈴木は殴られた力を逃し宙返りの後着地した

やるな?
普通なら内蔵が破裂するんだが

鈴木

残念でしたね?白虎さんに鍛えられた僕は簡単には沈みませんよ?
さて、佐藤君、先に行ってください

佐藤

いや、二人でやった方が、、、

鈴木

この人が僕と同じタイプの人なら何か物を投げられたら致命傷になります
だから早く先に!

行かせる訳がないだろう?

佐藤とアリサを見る男

鈴木

いいや!先に行ってもらいます!

鈴木が男に拳を叩きつけるが受け止めた

貴様ッ!
やるな!

佐藤

簡単に死ぬなよ?鈴木!

アリサ

鈴木さん!どうか無事で!

隙を見て佐藤がアリサの手を引いて先に進む

鈴木

佐藤君、アリサさんを頼みますよ?

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