佐藤

クソ!、、、
このままじゃ挽肉にされる、、、

鈴木は佐藤に息も付かせぬ勢いで襲いかかる

鈴木

綺麗な花のように咲かせてあげるわよ?
佐藤君、ねぇ佐藤君

佐藤

まったくごちゃごちゃと違う人格が入れ違いやがって!、、、
話しが通じない、、
このままじゃマヌケなオチに、、、
ならないか、、鈴木、先に謝っておく、、

朱雀

佐藤君、この一発はね、鈴木君が人格破綻したら迷わず撃つんだ
出来るだけ出血の伴わない箇所にね

佐藤

肩、太もも、首、勿論、頭は論外だな
難しい注文だよ、朱雀さん

朱雀

射撃において、君は僕の次に正確だ
認めてる
結果、「死海」の弟子達の中では一番と断言する、自信を持つといいさ、外したら外した時、その時は、、

佐藤

その時は?

朱雀

殺すしかないね、鈴木君を
僕が大事なのは佐藤君と任務の無事だから

佐藤

朱雀さんと白虎さんが険悪になるんじゃないのか?

朱雀

そこはそれ、白虎も任務を最優先させるハズだ
それに人格破綻の件に関しては白虎の訓練不足だからね、、何にしても使わない事を祈ってるよ、手負いで今回の任務はこなしにくいだろうからね、、、

佐藤

っと、なりふりかまってられなくなったからな

佐藤は鈴木の攻撃をかわしつつ
大きく息を吸い鈴木に銃の標準を合わせた

鈴木

いいね、、、お前もその気になった訳だ
その細い首から骨引きずり出してやるよ
ハハハ、、

佐藤は朱雀から貰った一発の銃弾を銃に装填した

佐藤

そんな生易しい死に方が俺に合う訳ないだろ

「パンッ」

銃声が響き鈴木は左手を押さえて倒れこんだ

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